Appel Watchのウーブンナイロンは「島精機」製? 社長にアップルなエピソードも。

先日の、アップルが勤務地「和歌山」でウーブンナイロン関連の人材募集している件の続き。
 
ITmediaヘルスケアさんに、こんな記事が出ていました。
Apple Watchをより魅力的にする、日米合作の「ウーブンナイロン」バンド
 

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記事によると…

この新しいバンドは、米国のナイロンの糸を、日本のメーカーとともに開発した専用の織機で編み上げた製品だ。
 Appleの担当者は時計のバンドと素材、加工技術に精通しており、日本のメーカーとの交渉でも、非常に専門的に生産技術についての議論が進んだという。新たな生産機械の制作や高い精度のデザインは、軽い素材ながら、非常に楽しみのあるものに仕上がった。

とのことです。
 
「日本のメーカーとともに開発した専用の織機」とあります。これが和歌山県で開発されたものだとしたら、やはり、そのメーカーは「島精機」かもしれません。
 
 
和歌山県では「島精機」という会社は、かなり有名。和歌山で織機メーカーといえば、ここしか思い当たりません。
アップルの採用情報の「和歌山市」「繊維機械改造等をサプライヤーに指示できる能力のある方」とも符合します。
島精機」のホームページでは、その痕跡は見つかりませんでしたが(基本的にアップルに関わっていても、公表しない(できない?)企業が多い)、別のサイトでこんな記事を発見しました。
 
技術者の情熱が発明の原動力/島精機製作所代表取締役社長 島 正博企業家倶楽部さんより)
 

島 社長:
インターネットが誕生する前からコンピュータグラフィックスには関心がありました。もちろんアップルのiPadが発売された際には、すぐに100台まとめて購入した位です。ファッションの世界は6シーズン制なので、大量のサンプルを作っていては間に合いません。そこで、CGで映像を作ってお客様に提案します。
 
 最初のコンピュータグラフィックスとの関わりは、1979年に米国のNASAが土星探索機ボイジャーのグラフィックボードを払い下げると聞き、日本の商社を通して購入したことです。なんとボード3枚の内、一枚はアップルの故スティーブ・ジョブズ氏が手に入れたようです。1枚1500万円しましたが、画像処理のコンピュータを一から開発するよりは時間を買おうと決め購入しました。

微妙に、アップルにゆかりが無いこともない…。
 
 
アップル製品に関わった日本の会社といえば、iPod背面を鏡面研磨した小林研業さんが有名。本当に小さな工場ですが、「iPodを磨いたと公表してよい」と認められた唯一の会社です。
そのような小さな会社でも、技術力が認められれば、アップルは採用していますので、和歌山県でもあまり知れられていない、小さな企業という可能性もありそう。
どちらにしろ、アップルが自分の地元の企業と組んで、世界中に製品を届けているとしたら、ちょっと誇らしい話です。
 
 
先の記事の通り、ウーブンナイロンが、Apple Watchのバンド以外に、iPhoneやiPadのケースにも採用されるとすれば、その使用量は一挙に増えるはず。株でも買ってみようかなぁ…。
 
 
 
ウーブンナイロン製バンド(パール)のレビューは、こちらです。
軽くて快適!! Apple Watchの新バンド「ウーブンナイロン」を試す。