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「iPhoneの充電のために最適化」されたワイヤレス充電器は何が違うのか?

iPhone発表イベントで、ワイヤレス充電機能について紹介されたとき、Belkinとmophieから、iPhone 8/8 Plus、iPhone Xに最適化された充電器が発売されるという発言がありました。

その2モデルがこちら。

mophie wireless charging base

Belkin Boost Up Wireless Charging Pad

この2モデルは、他のワイヤレス充電器と何が違うのでしょうか?

充電電力が7.5W

現在一般的なQi規格充電器の出力は、5Wになっていますが、iPhoneは、7.5Wの充電に対応しています(現在は5Wまで。年内のソフトウェアアップデートで7.5Wに対応)。
(Androidの一部の端末では、さらに高出力な9Wなどのモデルもあります。)

出力が高いと、高速で充電できるので、充電時間を短縮することができます。
mophieの商品説明によると「50%高速で充電」できるとのことです。

他社で、7.5Wの対応製品を探してみたところ、少ないようですがありました。
V-CEN 高速充電 ワイヤレス充電器
9Wなどのモデルも多数あるのですが、これらがiPhoneの7.5Wに対応できるかは、よくわかりません。


超高速応答?

mophieの商品説明によると、

iPhone用に最適化された ワイヤレス技術

iPhoneに内蔵されたワイヤレス技術とシームレスに連携するように設計されたmophieワイヤレス充電システムは、iPhoneを標準ワイヤレス充電器より50%高速で充電します。 超高速応答時間により、電話機の全機能とお気に入りの機能へのアクセスを維持しながら、充電が即時に有効になります。

という記載があります。「超高速応答時間」というのも1つのポイントのようです。

ワイヤレス充電を使ったことがないのでよくわかりませんが、「iPhoneの充電のために最適化」されていないモデルでは、iPhoneを置いてから充電が始まるまでにタイムラグがあったり、一度止まってしまったりするのかも??


他にも秘密が?

Belkinの商品説明によると…

OOST↑UPワイヤレス充電パッドはスペースを有効利用するだけでなく、充電を今までにないほど簡単にします。BelkinはApple社と密接に連携し、iPhone X, iPhone 8 Plus, and iPhone 8の為の最も効率的かつ高速充電が可能な充電パッドを開発しました。

・Apple社と密接に協力しiPhone X, iPhone 8 Plus, and iPhone 8用充電パッドを開発
・iPhone X, iPhone 8 Plus, and iPhone 8の無線技術に特化したチューニング
・iPhoneを操作可能な状態で、iPhone X, iPhone 8, iPhone 8 Plusを最適に充電

という記載があります。
「iPhoneの無線技術に特化したチューニング」がされているとのこと。

他社の充電器のスペックをみていると「9Wの出力で一般のワイヤレスチャージャー(5V)より
約1.5倍はやく充電できます」といったものが多くありました。

mophieの商品説明では、7.5Wでも「50%高速で充電」とありました。7.5Wでも9Wの充電器と同じくらい早いというのは、もしかすると「特化したチューニング」が効いているのかもしれませんね。



7.5W以外には、明確な違いを発見することはできませんでしたが、これから明らかになってくるかもしれません。

まだ「iPhone X」や、7.5Wのに対応するソフトウェアアップデートのリリースまでには時間があるので、じっくり考えてもいいかもしれませんね。

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