Amazon.co.jpさんが、iPhone 3G/iPod touchに対応したページを開設していました。
最近iPhoneに対応したページを用意するサイトが増えていますが、純粋なPCサイトを表示できるのに、専用ページを表示できるメリットがあるの?という声も聞かれます。
iPhone上では、実際どっちが使い易いか、比較してみたいと思います。
左がiPhone向け、右が通常のPC向けサイト。
iPhoneサイトは、スッキリした表示。カバーフローの様な表示や、カテゴリ別のトップ100に簡単にアクセス可能。右上には、PCサイトへのボタンも用意されています。
PCサイトにも、iPhone(iPod touch)専用サイトへのリンクが大きく表示されるようになっています。
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iPhone向けサイトでは、検索窓が大きく表示されており、ワンタッチで入力モードに。
PC向けサイトでは、検索窓までピンチ操作等で移動する必要有り。
検索結果。
PC向けサイトは、検索結果部のみを拡大してみた。iPhone向けの方がスッキリはしているけど、意外に文字の表示サイズとかはあまり変わらないですね。
商品ページ。
iPhone向けサイトでは、商品画像が大きく表示。購入やリストへの追加が簡単できるようになっています。
PC向けサイトは、そのままでは文字は小さく、すべの情報を読むには、かなりのピンチや、ドラッグの操作が必要になりそう。
iPhoneを横にしてみます。
iPhone向けサイトは、あまり横長表示は意識して作られていない感じ。
PC向けサイトは、ピンチ等の操作は必要ですが、文字を大きくしての表示が可能。iPhone向け表示では、最初からiPhoneの画面の幅に設計されている為か、ピンチやダブルタップによる拡大ができません。よって、文字のサイズも固定で、拡大できません。
商品画像をタップすると、iPhone向けサイトでは、拡大画像が上から、ニュッと降ってきます。
PC向けサイトの場合は、別ウインドウに。この辺りは、iPhone向けの使い勝手がいいですね。
iPhone向けサイトの商品ページを下に行くと、商品の詳細を見たり、レビューの閲覧、記入が可能。
さらに最下部からは、カートや、欲しいものリストにアクセスできます。これらの表示は、どのページでも表示されており、いつでも使えるようになっています。
全体の印象としては、iPhone向けサイトの方が、サクサク動いて早く必要な商品、情報に辿り着けそうです。PC向けサイトでは、たったこれだけの閲覧をする間にも、2度もSafariが落ちました…。たまたまかもしれないけど、なんとかして…。(もしかして、これが専用サイトができた最大の理由?)
ただ,PC向けは自由度が高く、文字を大きくしないと読めない方には、意外とこちらの方がいいのかも。目的以外の商品も目にとまり易く、思いがけない発見があったりするのもPCサイトの良さかな。
個人的には、ピンチやダブルタップで移動したりしながらサイト閲覧することが楽しいので、状況に応じて使い分けたいと思います。