先日、絵文字対応の紹介記事に対して、ぺるてんさんから、こんなコメントをいただきました。
後はテストしているらしいSIMのおサイフ携帯化が出来れば完璧ですね。
数日後、お宝さんでこのコメントが紹介され、他にもいくつかのサイトで紹介され、ちょっと話題になっていたようです。
その後のぺるてんさんのコメントによりますと、
私が書き込んでいたのは、NFC-SIMカードのことです、目新しいネタではないと思ってましたので大きな話題にしないでくださいね(-。-;
以前、このブログでもちらっと紹介した、NFCの実証実験のことを言われていたみたいですね。
Wikiによりますと、NFC-SIMとは、
SIMカードにNFC (Near Field Communication; 近距離無線通信) 機能を内蔵する事により、携帯電話端末本体に内蔵する事無く、非接触型決済機能などを付加できる。
とのこと。ソフトバンクは、これの実証実験を実施しています。ただし、iPhoneでやっているわけではなく、「サムスン電子のNFC対応の携帯電話」での話。
実際これを、iPhoneに載せることが可能なのか?Wikiの記述では、
「携帯電話端末本体に内蔵する事無く」
となっているので、一般の携帯電話に後から追加できるように読取れます。
でも、ソフトバンクの実証実験では
「NFC対応の携帯電話にそのNFC-USIMを差し込む」
となっており、やはり対応している端末でないとダメのかも?でも、その「対応」がソフト的なものなのであれば、iPhoneにもアプリを追加することで対応出来るのかもしれません。(アプリだけじゃなくて、OSレベルの対応が必要かな? おそらくアプリからSIMカードへのアクセスが許されているとは思えないし…)
また、こちらの記事では、
この機能が実用化されれば、米アップルの「iPhone」のように世界中で販売される携帯電話に、おサイフケータイ機能が搭載できるようになる可能性がある。ただし、ソフトバンクモバイルは「技術の検証が目的で、端末の世界調達まで踏み込んだ話ではない」(広報)とする。
と紹介さており、iPhoneでの搭載の可能性はあるものの、まだ検証段階とのこと。
ただし、この記事はソフトバンクがiPhoneの発売を発表するまえの6月時点での記事。実は、iPhoneでのおサイフケータイ対応も、密かに視野に入っているのかもしれませんね..。
NFCについては、こちらで詳しく紹介されています。参考にどうぞ。
余談ですが、SIMカードってどんなだったっけ?と思って、iPhoneの購入日以来にSIMスロットを開けてみると、めっちゃホコリが溜まっていました。たまには掃除した方がいいかも…。
「TV&バッテリー」では、Wi-Fiの新たな活用について、驚かされましたが、もしかしたらSIMスロットにも可能性があるのかなぁ…。
iPhoneは専用SIMだから、標準のSIMカードの規格にこだわらなくても、トレーの部分のサイズまで、目一杯使えば思わぬ利用法があるのかもしれませんね。