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iPhone 3G→iPhone 3G Sへの乗換に「塩漬け」という選択肢?

ITmediaさんが、旧iPhone分割払いユーザー向け――いったいどう買えば新iPhoneはお安くなるの?という記事を掲載されていました。
 
旧iPhoneから、iPhone 3G Sへの乗換の計算なら、昨日の記事で紹介しましたが、こちらの記事では、機種変更(買増し)するのではなく、新たに新規契約して、旧iPhoneと新iPhoneの両方の月月割を受け取ることによって、コストを低減する、という方法についても検証されています。
 
記事では、この方法を「塩漬け」と呼んでいます。
 
 

iPhone 3GはそのままでiPhone 3G Sを新規に購入すると、新規契約ということで電話番号やメールアドレスも変わってくる。できればこれも従来の番号などのままで行きたいところだ。
そのため、iPhone 3GのSIMをiPhone 3G Sに入れ替え、そのままiPhone 3G SのSIMをiPhone 3Gに入れ替えるという方法を考えてみた。このiPhone 3G SのSIM入りiPhone 3Gでは全く通信などを使わないようにして置いておき、最低料金だけを払い続けるのだ。本原稿ではこれを「塩漬け運用」プランと呼ぶことにする。

記事では、この「塩付け」プランと「機種変更」でのコスト比較をされています。
(この記事は「iPhone 3GのSIMと3GSのSIMを交換して使えることが前提」として書かれています。実際にそうなるかは不明です。)
 
iPhone 3G 16GB → iPhone 3G S 32GBの場合、2010年8月までで「機種変更」が1万5千円お得。2011年7月まででは、約3万円お得ということになります。
 
 
でも「塩漬け」にもそれなりのメリットが。
 
2台とも契約状態なので、もちろんUSIMカードが2枚。新旧iPhone両方が、通話できる状態にあります。
しかも、ソフトバンク同士なら1~21時まで通話無料。家族間なら24時間通話無料です。塩漬けのままにせず活用可能です。
 
ちなみに、ここで注意しなければならないのが、3G回線でのインターネット接続。全く使用しなければ、パケット定額フルの下限価格1029円で済みますが、ちょっとでも繋げれば、みるみるパケット代が上がっていき、「塩漬け」プランは崩壊します。
これを回避するため、パケット通信を Wi-Fi にのみ制限しておいた方がよいでしょう。(今日より明日はマシになれ さんの記事参照)
 
ちなみに、iPhoneはSIMカードを入れなくても、Wi-Fi環境でなら使えますが、暫く使っていると、iTunesと同期させようとした時に、エラーメッセージが出ることがあるらしいです。(たまに入れてやれば回避できるのかもしれませんが)
 
 
1年間1万5千円で、電話のできるiPod touchが手に入ると思えば、使い道がある人にとっては、「塩漬け」プランも選択肢の1つになるのではないでしょうか。
 
 



 
追記: う~ん、ちょっと待てよ..。でも、電話番号を変えない為には、月月割終了後も、ず~っと旧iPhoneの料金を払い続けなければならないのでは…?