iPhone + iPad FAN (^_^)v

歴史に刻まれる大事件。「iPhone X Gizmodo事件」

なんでiPhone FAN (^_^)vは「アレ」について書かないんだ? と不思議に思われてるかもしれませんが、たまたま書くタイミングを逸しただけでして…。そろそろ情報ができったようなので、書いておきます。
(注:寄せ集めの情報と妄想で書いています。)
 
 
事件は、1か月程前の3月18日。米国カリフォルニア州のサンノゼにあるバー「Gourmet Haus Staudt」で始まった。
アップルのソフトウェアエンジニアであるグレイ・パウエル氏が、この店に大変な忘れもをしてしまう。それは「次期iPhone(或はそのプロトタイプ)」である。
 
 


パウエル氏が店を出た後、隣に座っていた人物によって、このiPhoneは拾われる。
このiPhoneは、現行iPhone風のケースに入れられ、カモフラージュされてはいたが、この時点では、未発表であった「iPhone OS 4」が動いていたそうだ。しかし、翌朝にはMobileMeのリモートワイプ (遠隔消去) 機能で、中身が消去され、起動することはできなくなっていた。
この時点で、パウエル氏、またアップルも次期iPhoneの紛失に気付いたということになる。
 
次期iPhoneを拾った人物は、このiPhoneをどうしたのか? もし警察に届けていれば、事件はここで終わっていたのだが、そうはいかない。
この人物はなんと、あのGizmodoに、このiPhoneを売り渡したのだ。
この時点で「次期iPhone」はまだ、「iPhoneっぽいけど、起動すらできないただの固まり」と思われても仕方のない代物だったはずだが、Gizmodo(正確には、親会社Gawker Media Inc.の創設者であるニック・デントン氏)は、この「固まり」に5,000ドルを支払ったそうだ。
 
次期iPhoneは、Gizmodoの手に渡ったが、なぜかその写真を最初に掲載したのは、Engadgetであった。この人物は、Engadgetにも売却を持ちかけたのかもしれない。
 
次期iPhoneを手に入れたGizmodoは、これを徹底的に分析した。その結果、1つの答えを導き出した…「これはAppleの仕事である」と。
 
外観こそ、アップルとは思えない、継ぎ目が目立つデザインであるが、中身はアップルの仕事そのもので、これほど巧妙なニセモノを作ることをは、不可能であるらしい。
 
Gizmodoは、この情報をスクープとして、大々的にサイトに掲載。その詳細なスペックについて報じた。
アップルもこうなると黙ってはいない。「次期iPhoneかも?」くらいな状況であれば、スルーするという手段もあったのかもしれないが、完全に「次期iPhone」であることが明らかな状況では、たとえその行動が、「本物」であることを完全に決定付けることになろうとも、これを回収しないわけにはいかないだろう。
 
アップルは、Gizmodoに対して、このiPhoneの返却を要請する書簡を送っている。

Gizmodoは、この要請に素直に応じるようだが、それでこの事件は終りではない。
この「次期iPhone」はGizmodoが言う様に、本当に拾われたものなのか? 或は、盗品でという可能性もある。
もし、拾われたものであったとしても、それを買取という行為が許されるのか?
 
今回のGizmodoの行動は、かなりグレーで、今後アップルが訴訟を起こす可能性もある。
 

 
てなことで、いや~、大変な事になっちゃいましたね。
これはまさにアップル史に刻まれる大事件といってもいいと思います。鉄壁の秘密主義を貫いて生きたアップルから、それも社員の忘れ物?って形で、あっさり実機が漏れちゃうとは。
 
次期iPhoneともなれば、厳重に管理され、社外に持ち出す事などありえないと思っていましたが、実際に使ってみるとも大切ってことで、社外でも普通にテストされていることでしょうか。
 
 
で、Gizmodoが調べ上げた、iPhoneのスペックはこんな感じになっています。
 
スペック
・フロントカメラ
・背面のカメラは、フラッシュ搭載
・micro SIM仕様
・ディスプレイが高解像度(960×640?)
・イヤホンの隣に第2のマイク搭載(ノイズキャンセリング用?)
・重量140g(iPhone 3GSより重い)
・バッテリの容量が拡大
 
デザイン
・背面がフラットに
・背面の素材は、ガラス製か、光沢のあるプラスチック製
・ホームボタン以外のスイッチ、ボタンは金属製
・縁はアルミ製
・114.3 x 58.6 x 9.3mm
 
個人的感想としては、これがそのまま製品であるとは、ちょっと考えににくいと思います。
すでに、本当の第4世代のデザインは決まっているのだと思いますが、これは、万一社外のフィールドテストで紛失した(まさに今回のような)場合にも、デザインだけは漏れないように、仮の外装が付けられているのではないでしょうか。ボタンや継ぎ目があまりにもテキトー過ぎるように見えます。
 
万一こらが本当のデザインだったとしても、アップルが発表すれば、おお~、カッコいい!! と思っていたのかもしれないけど、現状の写真を見る限り、なんかイマイチだなぁ…。
 
 
これで、例年の次期iPhoneに対する噂の盛り上がりがなくなっちゃうとすれば、ちょっと寂しい。
でも、ここまで情報がでちゃっても、結局本当の次期iPhoneがどうなっているのかは、正式な発表まで分からないわけで…。
まだまだ楽しい噂や妄想で盛り上がっていきたっすね!!