ついについについに!! 新しいiPhoneが発表になりました!!
その名は「iPhone 4」!!
ご覧の通り、大逆転はなく、噂通りのデザインでしたが、やっぱりこうやってオフィシャルな画像を見ると、印象が違います!!
そして、中身も噂通り!? 3GS等と比較しつつ、その詳細を見て行きましょう。
デザイン
ほとんど、gizmodoの通りでしたが、いくつかあった謎が明らかになっています。
背面の材質:前面同様ガラスでした。
縁の材質:ステンレス(マットな感じ)
つなぎ目:縁の部分が、Bluetooth、Wi-Fi、GPS、3Gのアンテナが組み込まれており、その関係で、つなぎ目が必要らしい。
表裏共にガラスというのは、質感は高そうですが、落としたときが怖いですね…。ただし「アルミノケイ酸ガラス」より強化なガラスが採用されており、もしかしたら割れにくいのかも?(紹介ビデオで、曲げを加える場面があります。かなり粘り強い印象を受けます。)
つなぎ目は、アンテナのため。縁がアンテナなになったことで、感度の向上に期待大ですね。
gizmodoにはあったのに、ベトナム版にはなかったDockの両サイドのネジが、最終版ではありました。あれを使用したストラップなんかもあるので、関係者はホッ?
あと、音量ボタンには、[+][-]の刻印がされいます。これも流出品には無かったような。
カラーは、ブラックとホワイト。ホワイトモデルは、前面もホームボタンもホワイトで統一。
容量は、これまで変わらず、16GBと32GB。
「4」の登場で、iPhone 3GSは、ブラックのみとなり、容量が8GBに変更された様です。
ちなみに、ジョブズは発表時に「きっとみたこともないはずだ」といって、笑いをとったそうです。
サイズ
厚さが3mm、高さは0.3mm低く、幅は3.5mmも小さくなっています。9.3mmは「世界最薄のスマートフォン」だそうです。
サイズの違いに加えて、角張ったデザイン。手に持った感じは、全く違ったものなりそう。丸みのあった3G/3GSのように手に馴染まないかもしれませんが、小ささがカバーしてくれるかな?
サイズはかなり小さくなっていますが、重さは2gアップ。わずかな差ですが、大きさと相まって、ソリッド感が増してるかも。
ディスプレイ
まず、iPhone 4で刷新されたのが、ディスプレイ。3.5インチとサイズはそのままですが、解像度が違う!!
これまでのiPhoneが480×320ピクセルであったのに対して、iPhone 4は、その4倍の960×640ピクセル!!
人間の網膜が認識できるのは、300ppi(ピクセル/インチ)くらいまでらしいのですが、iPhone 4は326ppiで、これ以上細かくしても意味ないくらいに細かいらしいです。ということで「Retina(網膜)ディスプレイ」という名前がついています。
また、iPadと同じ、広視野角・広色域のIPS液晶が採用されています。
これまで通り、耐指紋性撥油コーティングがされていますが、注目したいのは、これが「両面」にされているといること。背面も耐指紋なら、これまでホワイトだった人も、ブラックへの活路が!?
カメラ
毎回確実に性能が上がってきたカメラは、「4」では5メガピクセルに。単純に5メガにしただけでなく、1画素あたりのサイズは変更せずに、3メガから5メガに引き上げたとのこと。また、高感度な背面照射型センサーを採用しているそうです。
さらに、5倍デジタルズーム、LEDフラッシュライトも搭載。ライトは、ビデオ撮影でも使えるようです。
ビデオは、720p(1280×720ピクセル)30fpsのハイビジョン撮影に対応。これまで、静止撮影でしかできなかった、タップしてフォーカスが、ビデオ撮影でもできるようになっています。
さらに、ビデオ編集アプリ「iMovie for iPhone」(別売り)も発表.iPhone上で多彩な編集が可能になっています。
結構編集って、億劫な作業だったりしますが、iPhoneでできれば、ちゃんとやるかも。
前面カメラも噂通り装備。仕様は明らかになっていませんが、「VGA画質の写真とビデオ」とのこと。
バッテリ性能
事前?のバラしで、バッテリが大きくなっていることはわかっていましたが、実際の保ちとしては、どうのか?
(iPhone 3GS → iPhone 4)
通話時間:
3Gで最大5時間→最大7時間
2Gで最大12時間→最大12時間
連続待受時間:最大300時間→最大300時間
インターネット利用:
3Gで最大5時間→最大6時間
Wi-Fiで最大9時間→最大10時間
(基調講演では10時間、仕様のページは9時間になっています)
ビデオ再生:最大10時間→最大10時間
オーディオ再生:最大30時間→最大40時間
バッテリ容量の拡大だけでなく、低消費電力のA4チップを採用したことも、バッテリの保ちの良さに影響しているそうです。(A4チップが小さいことで、大きなバッテリを積む事ができたという影響もあり。)
各条件見てみると、大幅に延びているところと、変わってないところがありますね。
また、ビデオ再生が変わっていないのは、液晶が変わったこと(コントラスト比とか?)などと関係しているのかも?
センサー類
これまでの、GPS、デジタルコンパス、近接センサー、環境光センサー、加速度センサーに加えて、3軸のジャイロセンサーを追加。前後左右上下の6軸の動きを検出可能になりました。
ジャイロセンサーは、Wiiのモーションプラスにも採用されており、より細かい動きが検知できるそうです。(すいません、イマイチ分かっていません)
センサーではないですが、ヘッドホンジャックの横に、第2のマイクを装備。ノイズキャンセルの為に使用されるそうです。
通信仕様
iPhone 4:
UMTS/HSDPA/HSUPA (850、900、1900、2100 MHz)
GSM/EDGE (850、900、1800、1900 MHz)
Wi-Fi 802.11b/g/n (802.11nは2.4GHzのみ)
Bluetooth 2.1 + EDR
iPhone 3GS:
UMTS/HSDPA (850、1900、2100 MHz)
GSM/EDGE (850、900、1800、1900 MHz)
Wi-Fi (802.11b/g)
Bluetooth 2.1 + EDR
最も多いな違いは、Wi-Fiの802.11nに対応したこと。より高速なWi-Fi通信が可能になっています。
仕様には記載されていませんが、ドコモのFOMAプラスエリアが使用する800MHzにも対応しているそうです。
テレビ電話機能
One more thing…はこれでした。
待望?のテレビ電話機能「FaceTime」が登場。前面のカメラだけでなく、背面のカメラを使う事もできます。
まずは、Wi-Fiのみで使用可能ですが、今後キャリアとの交渉で、3G回線でも可能になるかもしれないそうです。
価格・販売時期
米国価格は、
16GBモデル:$199
32GBモデル:$299
です。
注目の発売日は、米国,フランス,ドイツ,英国,日本では6月24日(木曜日)に決定!!。この5カ国では、時差の関係で、日本が最も早く販売開始となります。ってことは、いまから並べば(もう遅かったりして)、世界最速でiPhoneをゲットできます!!
さらに、9月までに88ヵ国で発売されます。
予約開始も6月15日に決定。(こちらで登録すると、最新情報がメールで届きます。)
最初から予約開始日が発表されたことで、混乱は避けられそうですが、フライングで何もできなくなったなぁ。
周辺機器
「Bumpers for iPhone 4」というケース?が用意されています。「iPhone 4のエッジに装着できます」という表現と、「Bumper」という名前からすると、全体を覆うのではなく、周囲に巻くような感じかもしれません。
他にiPhone 4専用品としては、iPhone 4 Universal Dockアダプタ(3パック)、iPhone 4 Dockが、登場予定です。
iOS
「iPhone OS 」は「iOS」に名称変更されました。iPod touchやiPadでも使用されるためだと思われます。
「iOS 4」は、iPhone 4の発売に先駆け、6月21日から無料で配布が開始されます。iPhone 3G、iPhone 3GS、第2世代と第3世代のiPod touchが対象。(機種によって機能制限あり)
だいたいこんな感じです。ほぼ噂通りでしたが、改めて見ると、ディスプレイ、カメラ、ガラスのさらなる強化、ノイズキャンセル、Wi-Fi n、バッテリ、アンテナ、ジャイロセンサーなど、一切妥協がなく、よくぞここまで詰め込んだ!! という感じがします。
このスペックなら、2年くらい戦えるんじゃないでしょうか。年内2400万台という噂も、余裕かも。 ほんと最強です!!
さて、サイトデザインの変更に着手せねば…。こりゃ大仕事だ。。