トレンドマイクロ
「無制限」という超太っ腹な神サービスは、実際どれくらい使えるのか? 私も手探りの状態ですが、ちょっとずつご紹介していきます。
SafeSyncには、2つデータの保存方法があるようです。(私なりの解釈として)
1つは、普通にデータをアップロードする方法。もう1つは、同期するという方法です。今回はその「同期」を見てきます。
同期とは、パソコン内の指定したフォルダとオンラインストレージを自動同期させる機能。まず、どのフォルダを同期させるのか設定します。
SafeSyncの操作ウインドウの「フォルダ」から同期するファイルを指定します。
「デスクトップ」「ピクチャ」「ミュージック」などのフォルダなら、チェックボックスにチェックを入れるだけで同期が可能。
これら以外のフォルダを追加した場合は、左したの「+」ボタンで追加できます。
まず、パソコン上のフォルダを指定。今回は「blog」というフォルダを同期します。
次に、オンライン上のフォルダを指定。ウインドウ左のデバイスが「オンラインストレージSafeSync」となっています。
既存のフォルダでもいいですし、今回は新たにフォルダを作ります。
「blog_online」というフォルダをオンラインストレージ上に作成。
このフォルダを同期先のフォルダとして指定します。
これで、準備OK。同期がスタートします。
操作ウインドウを「状況」に切替えると、同期の状況が表示されます。
アップロードの速度は、操作ウインドウの「接続」で設定可能。
ファイル転送速度を設定できます。込み具合とかもあるかもしれませんが、無制限なら3Mbps以上は出ていました。
約360MBのフォルダのアップロードが10分くらいで終了。
他の通信(動画視聴など)を優先したい場合は、スライダを調整すれば、SafeSyncに割り当てられる最高通信速度が制限されます。
同期されたファイルには、チェックマークが付きます。フォルダに付いている回転矢印は、転送中を表しているようです。
一度同期設定をしてしまえば、このフォルダの中身を変更するたびに、自動的にオンライン上のデータも同期されます。(この機能を使えば、TimeMachineとも連携できそう。詳細は次々回に。)
オンラインストレージ上のデータは、他のパソコンやiPhone、スマートフォンから閲覧、ダウンロードができます。
過去の大量の写真をバックアップという使い方には向きませんが、今も更新しているフォルダ、他のパソコンからいじりたい、という場合には便利な機能ですね。
次回は、もう1つのデータ保存方法「普通のアップロード」についてご紹介します。
続編はこちら→普通編