トレンドマイクロ
「無制限」という超太っ腹なサービスは、実際どれくらい使えるのか? 私も手探りの状態ですが、ちょっとずつご紹介していきます。
前回書きました通り、(私なりの解釈として)SafeSyncには、2つデータの保存方法があるようです。
1つは、普通にデータをアップロードする方法。もう1つは、同期するという方法です。今回は普通にアップロードする方法を見てきます。
同期も便利な機能ですが、私がメインに考えている過去のデータのバックアップ用途(ローカルには残さずに、オンライン上にデータを移してしまいたい。同期だとローカルを消すと、オンラインのデータも消えてしまう。)としては、今回紹介する通常のデータのアップロードを使うことになると思います。
これまでは、SafeSyncの操作ウインドウから操作してきましたが、今回はWebからオンラインストレージにアクセスして、操作します。
画面左上のアイコン群の中にある(Winの場合は右下)、SafeSyncアイコンから「オンラインストレージを開く…」を選びます。
このウインドウが、オンラインストレージのデータを管理するところです。(ブラウザでアクセスします。これまで使っていた操作ウインドウは、状況の確認や設定などを行うもの)
ここに表示されているアイコンが、現在オンラインストレージに保存されてるデータになります。
webなのでiPhoneからでもアクセス可能。iPhone用のレイアウトに変更されます。詳細は、またじっくり。
ウインドウ左にある「新しいフォルダを作成」から、アップロードするファイルを保存するフォルダを作成したりできます。
今回は、デジカメのデータをバックアップしてみるので、「デジカメバックアップ」とします。
作成したフォルダを選択して、左下の「ここにファイルをドラッグ&ドロップ」のスペースにファイルを入れれば、アップロードが開始されます。
今回はこのフォルダをアップロードします。写真データが12GBもありますが大丈夫かなぁ…。
…で、夜アップロードを開始して、朝の時点でまだこんだけ…。こんなにでかいデータをアップロードしたことはないけど、ちょっと遅くないか?
遅いと思ったら、速度制限設定しちゃってた。大量データ転送時は設定注意。無制限に設定にして、寝ましょう。
無制限なら、4Mbpsとか出てます。
さらに半日ほど経って3GBくらいまでいったところで…
うそ〜ん!! ありえへん…。
おそらく何らかの理由でネットの接続が切れたみたい。
オンラインストレージ上のファイルを確認したところ、3GB分は確かにアップされていましたが、大量にある写真データの、どこまでがアップロードできて、何処からができてないのかが分からず、結局全部再アップするしかなさそうです…。トホホ。
大量のデータアップロードには、このようなに失敗する危険性もあるので、私が考える解決策としては…
・前回紹介した様に、フォルダの同期機能でローカルとオンラインに同じフォルダを作る。
(同期なら、ネットが切れて止まっても、再接続されたときに再び同期が始まる。)
・一通り同期したところで、同期設定を解除する。
これで、ローカルのデータを削除しても、オンライン上のデータは残り、バックアップの完成となるはずです。
ちょっと注意は必要ですが、設定さえちゃんすれば使えそうです。
年末ですし、今年のデータは、今年のうちにバックアップを。
さて、次回はMac標準のバックアップ機能「Time Machine」との連携を考えてみます。