アップルが第1四半期の業績を発表していました。
当四半期の売上高は過去最高の267億4,000万ドル、純利益も過去最高の60億ドル、希薄化後の1株当り利益は6.43ドルとなりました。前年同期の業績は、売上高が156億8,000万ドル、純利益が33億8,000万ドル、希薄化後の1株当り利益が3.67ドルでした。
この四半期の各商品の販売台数は….
iPhone:1623.5万台 前期比 +15% 前年同期比 +86%
iPad:733.1万台 前期比 +76%
iPod:1944.6万台 前期比 +115% 前年同期比 -7%増
Mac:413.4万台 前期比 6%増 前年同期比 23%増
う〜む、アップル強し!! iPodが前年割れしている以外は、販売が伸びています。そのiPodも台数ではマイナスですが、売上でみると+1%になっており、価格の高いiPod touchに売れ筋がシフトしているようですね。
iPhoneが前期比+15%であるのに比べて、iPadは+76%と凄い勢い。やはりクリスマスに相当売れたんでしょうね。iPhoneは、前年同期比では +86%となっているものの、Androidに押され気味かな?
で、この業績の発表前にあったのが、ジョブズの休養発表。株価にも影響ありそうですが…
最近5日間の株価の変動ですが、昨日の取引開始時には20ドル近く下げて始まりました。しかしその後、急速に回復し、今日現在では前々日の株価を超えて、一気に350を狙う状況となっています。
当たり前と言えば当たり前ですが、ジョブズ休養発表は絶妙なタイミングでしたね。ジョブズ不在でもまだまだ行けると思わせる業績発表がちゃんと控えていたという…。
「Mac、iPhone、iPadの販売台数が過去最高となるなど、素晴らしいホリデーシーズンの四半期となりました。全従業員がエンジン全開で仕事に励んでおり、今年もお客様が待ち望んでいたVerizonでのiPhone 4の提供を含む素晴らしい事を数々用意しています。」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。