iFix Your iが、初代iPadとiPad 2のフロントパネルの曲げ強度テストの動画を公開していました。
iPad 2のフロントパネルは、初代と比べて27%(0.85→0.62mm)も薄くなっているそうですが、かなり力を加えても、大きくしなりますが、なかなか割れません。
市場調査会社のIHS iSuppliによると、このパネルは旭硝子製で「Dragontrail(ドラゴントレイル)」という強化ガラスが採用されているそうです。
このガラスは、今年の1月に発表された(詳細記事)、スマートフォンやタブレット端末向けに開発されたもの。
一般的に用いられているソーダライムガラスでは強度が、アクリル樹脂では耐傷性や質感が、課題になるそうですが、「ソーダライムガラスの6倍の強度に加え、樹脂では得られない耐傷性と質感を持たせた。」とのことです。
iPadでも、iPhoneでも落としときに、一番ダメージを受け易いのは、ガラスパネルだと思いますが(特にiPhoneでは、ガラスだけヒビがはいったが普通に動く、という話しを聞きます…)、この強度なら、割れる可能性も随分下がりそう。次期iPhoneへの採用に期待です。
日本の製品ですが「製造は大阪にある工場で行われる」とのことですので、ガラスについては供給不足も心配なさそうですね。