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「Siri」の日本語対応は2012年中。現状の日本語認識力を試す

アップルがiPhone 4Sに搭載された新機能「Siri」のFAQを公開しており、日本語、中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語にも2012年に対応するのことです。
 
ハード的には地味なアップデートとなったiPhone 4Sですが、目玉機能の「Siri」の凄さがじわじわ広まり、評価あ高まっている感じ。一時は下がったアップルの株価も最高値を更新するほど好調となっています。
 
Siriは、米国防総省の研究・開発部門DARPAの出資を受けて60以上の大学や研究組織が関わった超大型エージェント研究プロジェクトの成果を基に開発されたサービス(Engadgetさんより)で、元々iPhoneアプリとしても提供されていました。
そのSiriをアップルが去年買収。iPhone 4Sの目玉機能として組み込まれる事になりました。
 
さらに、Siriは、Nuanceの音声認識技術利用しており、アップルはNuanceとも買収や提携について話しあっているという噂も出ていました。
 
 


いまのところSiriは日本語に対応していませんが、Nuanceからは日本語に対応しiPhoneアプリ「Dragon Dictation」が配信されています。
 
Dragon Dictation」は、話した言葉をテキスト化してくれるアプリ。
このアプリに、Siriのデモで話していたような言葉を認識させてみると…
 

 

 

ほぼ完璧。認識は十分な性能がありそうです。
ただし、認識できているから、すぐにSiriが日本語対応できるかというと、そうでもないでしょうね。問題は、日本語の文脈を理解して、それを日本語で返す、Siri本体の機能がどこまで対応できるのか。
 
2012年、iPhone 5では対応かなぁ。