ケータイWatchさんに「25日のドコモ通信障害、トラフィック想定の見積もり足りず」という記事が掲載されていました。
記事では、25日に発生したドコモの通信障害について、ドコモの発表を詳しく紹介されています。
同社によれば原因はパケット交換機。ただし、パケット交換機は設計通りの能力を発揮したが、その能力を超えるトラフィックが発生し、処理しきれなかった。そのパケット交換機は、スマートフォンの急増に対応するため、従来よりも設計思想を変更し、能力を向上させた新型機。ドコモでは、新型パケット交換機の導入にあたって通信状況の想定を行っていたものの、実際にはその想定を超える通信が行われており、新しいパケット交換機の処理能力が足りなかった。
スマートフォンの普及で、数年後には現行の回線ではパンクする、というような話はよく聞きましたが、まさかこんなに早く実際に障害が発生するとは…。
今回の場合は、見積もりが甘く、なぜかパケット交換機を、さばける信号量を低い新型と交換しちゃった為に起こったとのことで、単純にパンクというわけではないみたいです。しかし、トラフィクに対応するための、新型への更新がうまくいかなかったというのは、今後が心配。
ソフトバンクも、アンテナの増強は強調してましたが、交換機とかも、実際にはがんばってるのかもしれませんね。iPhoneは、かなり通信多そうだし。
今日、900MHz帯の割当先の募集が閉め切られ、2月下旬にも割当先が決まるとのことです。トラフィックの解消のためにも、各キャリアが是が非でも欲しいプラチナバンド。この行方にも注目ですね。(ぜひソフトバンクに…)