電波監理審議会が、プラチナバンドといわれる900MHz帯の周波数割り当てについて、ソフトバンクモバイルを適当と判断。総務省は、ソフトバンクに900MHz帯の免許を割り当てることになるそうです。
ついにソフトバンクがプラチナバンドをゲット。孫社長は「大変嬉しく思っている。同時に900MHz帯という電波をしっかりと活用する重責も感じている。引き続き、当社ネットワークの充実に邁進したい」とコメントしています。
すでに割り当てられることを見込んで、設備投資も始めているとの噂ですが、実際にiPhoneでも恩恵が受けられるのは、いつ頃になるんでしょうか。
ソフトバンクの計画では、サービス開始時期は2012年7月の予定。「HSPA+」という方式で900MHz帯を使ったサービスが提供されるそうです。
で、そのサービスは、iPhoneでも使えるのか?答えは「YES」。孫さんのツイートによれば、
900MHzの電波が許認可されれば国際バンドなので現在利用中のSBの既存のiPhoneユーザー全て(→後のツイートでiPhone 4以降に訂正)が電波改善の恩恵を受けられます。
iPhone 4Sでは、HSDPAで7.2Mbpsを2本束ねた14.4Mbpsという、端末のスペック的にはMaxの速度を(理論上は)出しているはずで、「HSPA+」でさらに速くなるのかはよくわかりませんが、現状の帯域と合わせて、トラフィックの低減や、エリアの拡大には貢献してくれそう。理論速度が変わらなくても、事実上は十分速くなるのかしれませんね。