TechCrunchさんに、Appleが「消えるベゼル」の特許を取得―iWatchに応用か？という記事が掲載されていました。
記事によると、この特許は、デバイスのベゼルにタッチ機能を与えるだけでなく、タッチスクリーンの周囲に必要に応じてベゼルを出現させたり、消したりできる、というモノだそうです。
今回の新特許を利用すれば、ベゼル部分の反応と見かけを変えることにより、コンテキストとユーザーのタッチ行動に応じて、デバイスにベゼルを出現させたり消失させたりできる。たとえばベゼルの１部分をさまざまな色で光らせたり、完全な透明から完全な不透明まで種々に変えたりできる。つまりベゼル部分に今まではまったく異なった高度な機能を持たせることができるわけだ。
つまり、本当は全体がディスプレイなんだけど、その分を塗りつぶしたりして、タッチも無視して、ベゼルのように見せる。必要なときには、その部分もディスプレイとして使う、ってことかな。
記事では「iWatch」に結びつけてるのが、ちょっと強引な気もしますが（腕に付けるデバイスに、そもそもベゼルがいる？）、どんな製品に応用されるんでしょうか。iPadをさらに小型化するのか、サイズはそのままで、表示領域の拡大に使うのか、楽しみですね。
