日本経済新聞さんに、アップルの密約 ドコモに与えた最恵国待遇 という記事が掲載されていました。
記事では、ドコモとアップルがiPhone販売に至った経緯が書かれています。かなり興味深い記事です。
アップルがドコモに課した、iPhone率のノルマは4割とのこと。「5割」を主張してきたアップルが、ドコモが主張した「4割」の飲んだのには、販売数以外の密約があったそうです。
アップルとドコモはiPhoneの販売契約を結ぶ直前、次世代通信規格を採用した端末の開発で協力する契約を結んだ。
アップルは、ドコモが持つ、世界トップクラスの通信技術にも目を付けていたそうです。
他にも、
自社(ドコモ)の電子商取引サービスには修正を加えないことで合意も勝ち取った。店頭で販売員がドコモの自社アプリをホーム画面にインストールするよう顧客に勧めることも認めさせた。
とか、
ドコモは、日本国内でiPadを販売する契約交渉をアップルと進め、最終サインを交わす寸前まで話を詰めていた。iPadに使う通信カードの発注を済ませ、プレスリリースも準備した。
など、見逃せない話がいろいろ書かれています。必読です。
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