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知らないと損するかも!? 格安SIMへの乗換え準備と手順のまとめ。

この数週間、格安SIMサービスの値下げやサービス拡充が続いています。私も、6月がソフトバンクの更新月になるので、乗り換えを考えています。
 

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実際に、ソフトバンクからMNPで、格安SIMへ乗り換えるための準備について、考えておきたいと思います。
 
 


 
・更新月を確認する
 
私の場合、ソフトバンクの更新期間は、6月1日から1ヶ月間。
ソフトバンクの場合、締め日が10日、20日、月末の場合があり、締め日が月末の場合は、1日からが更新期間になりますが、10日、20日の場合は、それぞれ11日、21日からが更新月になりますので、注意が必要です。
 
 
 
・更新月にかかる料金は?
 
6月1日から更新月ということは、6月分の料金が発生してしまいます。かといって、5月中にMNPしちゃうと、更新月ではないので違約金9500円(税別)がかかってしまう…。
なので、6月の料金は、なるべく安くして、MNP転出したいところです。
 
現在の料金の内訳は…
 ・ホワイトプラン:934円
 ・S!ベーシックパック(i):300円
 ・パケットし放題フラット for 4G LTE:5200円
 
このうち、解約時に日割り計算してもらえるのは、
 ・ホワイトプラン
 ・S!ベーシックパック(i)
しかも、「解約日の前日までの日割り計算」とのことなので、6月1日に解約すれば、無料です。
 
問題は「パケットし放題フラット for 4G LTE」ですが、こいつが曲者。料金は日割り計算ではありません。つまり、6月1日に解約しても(たとえデータ通信を全くしなかったとしても…)、5200円満額払わなければならないのです。
 
そこで、完全定額の「フラット」ではなく、2段階料金制の「パケットし放題 for 4G LTE」への変更がお得。
 
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こちらは、データ量5Mバイトまでは2000円で済む上に、日割りで計算してくれます。(5Mバイトを超えて2000円以上になると、日割り計算してくれません。また、なぜかこちらは「前日までの日割り計算」にはならず、当日までの日割り計算となります)
ただし、普通にデータ通信を使うと、すぐに5Mバイトは超えてしまうので、5月末にモバイルデータ通信はOFFにしておく必要が有ります。
 
これで、6月分の料金は、もし6月1日に解約できた場合…
 ・ホワイトプラン:0円
 ・S!ベーシックパック(i):0円
 ・パケットし放題 for 4G LTE:67円(=2000円/30日)
 
となります。もし、他にもオプションサービスを利用しているなら、前月までに解除しておきましょう。
 
 
 
・月月割はどうなる?
 
まだ、月月割が残っていれば、上記の金額もチャラ? と思われるかもしれませんが、残念ながら、解約月は、月月割はありません。
 
 
 
・ポイントは使い切る
 
もう1つ忘れちゃいけないのが、ポイント。ソフトバンクの場合、Tポイントとソフトバンクポイントがあります。

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ポイントは、カタログギフト(3000pt〜)や、お父さんグッズ(1000pt〜)に交換可能。Tポイントだけは、月々の通信料にも使用可能です。
ポイント交換には、1ヶ月くらいかかる場合もあるようなので、早めに申し込みたいですね。(交換完了前に解約すると無効になる場合があるそうです。)
 

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・「MNP予約番号」の有効期限に注意
 
MNPを利用するには「MNP予約番号」の取得が必要です。
「MNP予約番号」は、現キャリアに電話するか、オンラインで申請すれば、簡単に取得することができますが、注意が必要なのが、有効期限。
 
「MNP予約番号」の有効期限は、「予約番号発行日を含め15日間」と決まってます。
そして、MNPで移動する先の格安SIMに申し込みをした時点で、有効期間が7日以上残っている必要があります。(IIJmioDMM mobileの場合)
大手キャリアでは、このような条件はないようですが、格安SIMは大手キャリアから回線を借りている関係で、このような余裕が必要なのだと思われます。
 
通常は、申し込みの直前に予約番号を取得すれば、問題ないと思います。
 
 
 
・格安SIMの手続きスケジュール
 
上記で書いたように、なるべく更新月の早いうちに、ソフトバンクの解約を完了する方がお得です。しかし、格安SIMへのMNPの場合、簡単にはいきません。
 
主要キャリア間でMNPをする場合は、近くのショップで手続きすれば、すぐにその場で、切り替え(旧キャリアの解約と新キャリアの契約)が完了します。しかし、格安SIMは、通常のお店では取り扱っていないため(一部例外あり)、申し込みはオンラインや、郵送などで行われ、どうしてもタイムラグがあります。
 
例えば、IIJmioの場合、MNPの流れは…
・MNP予約番号の取得
・本人確認対象書類(運転免許証など)を準備
・オンラインで申込み(本人確認書類は、画像をアップロードする)
・オンライン申込み、本人確認書類が受理されたあと、数時間から1日以内程度で転入前の回線が停止
・電話回線の停止後2~3日程度で、新しいSIMカードが届き使用可能に。
 
という流れになります。申し込みは、書類の提出も含め、オンラインのみで完結しますが、書類は人の手での確認作業となるため、混み具合でタイムラグに幅がある場合があるそうです。(実際どれくらいかかるのか、問い合わせてみましたが、その振れ幅は教えてもらえませんでした。ただ、土日も対応はしているそうです)
 
本人確認が完了すれば、1日以内に旧回線は停止。おそらくその時点でソフトバンクの契約は解除となると思われます。
旧回線停止後は、新SIMが到着するまで、電話もデータ通信もできない状態となりますので、ご注意を。
 
 
 
・乗り換えに総額いくらかかる?
 
6月分のソフトバンクの料金は、最低限に抑えられそうですが、それ以外にも料金が発生します。
・転出手数料:3,000円(税別、4月14日までは2,000円)
・端末の分割支払金が残っている場合は残金
・格安SIMの初期費用:3,000円(税別)
 
最低でも6000円かかります。
ちなみに、MNP先の格安SIMは、月の途中から契約になりますが、月額料金は、日割り計算してくれる場合が多い様です。
 
 
 
格安SIMへの乗り換えというのは、なかなか面倒ですね。でも、これを乗り越えねば…。
ややこしかったので、最初から手続きスケジュールを振り返っておきます。
 
 
更新月の前月
・月初頃に、ソフトバンクポイントの交換申請
・「パケットし放題 for 4G LTE」へのプラン変更申請
・月末に、MNP予約番号の取得
・月末に、格安SIM申し込み
・月末ギリギリに、iPhoneのモバイルデータ通信をOFFに設定
 
更新月
・ソフトバンクの回線が停止(解約)
・新しいSIMカードが届き、iPhoneに挿入し設定する(モバイルデータ通信はONに)
 
 
これで、晴れて格安SIMユーザーに!! の予定です。
 
で、最後に、どこの格安SIMに乗り換えるか…
 
私は、この2択です。
 
DMM mobile
レビュー:IIJ並みに速度は出るのか?格安SIM「DMM mobile」を試す。速度比較編
 
IIJmio
レビュー:雑誌の付録「格安SIM」の実力をソフトバンクと比較!! 広域編
 
どちらも、実際に試して、大手キャリアと遜色ないこと確認済み。料金も最安クラス。それでいて、エリアは安心のドコモ網です。
DMM mobileは、細かなプラン設定(1/2/3/5/7/10GB)と、料金もIIJmioよりちょっと安いのが魅力。
IIJmioは、光セット割もはじまったので、光も使うならこちらがお得です。
 
端末が、SIMフリーiPhoneの方はもちろん、ドコモのiPhoneでも、乗り換え可能。ぜひ、格安SIMの世界を体験しちゃってください!!
 
 
 
これまでの格安SIM記事のまとめ。
 
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IIJ並みに速度は出るのか?格安SIM「DMM mobile」を試す。申込編
IIJ並みに速度は出るのか?格安SIM「DMM mobile」を試す。開通編
IIJ並みに速度は出るのか?格安SIM「DMM mobile」を試す。速度比較編
 
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