「iOS 10.1」がリリースされ、Apple Payが使えるようになったのは嬉しいですが、ちょっと残念なのはシャッター音の無音化バグが修正されてしまったこと。
カメラの撮影なら、無音のアプリもあるのですが、特に困るのがスクリーンショットの撮影時。
今までのiPhoneなら、スピーカーを指で押さえて、シャッター音を低減することができたのですが…
iPhone 7では、スピーカーがステレオ化されてしまい、２カ所からシャッター音がなるようになりました。
このため、スクリーンショットの撮影で、シャッター音を低減する場合、２つのスピーカーを指でふさぎながら、なおかつホームボタンと電源ボタンを同時に押すという、アクロバティックな操作が必要になります。
これをなんとかしたい方に、２つの方法をご紹介します。
１つ目は、２つのスピーカーから出ている音を、片側だけにする方法。
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」とたどっていくと、「左右チャンネルの音量バランスを調整します」という項目があります。
通常は中央の設定になっており、左右から同じバランスで音がでるようになっていますが、これを左右どうちからの端に設定することで、音を片方のスピーカーだけから鳴るように変更できます。
右端に設定すれば、iPhone上部のFaceTimeカメラの隣のスピーカーのみ
左端に設定すれば、Lightningコネクタの右側のスピーカーのみ、（普通、逆のような気がするが…）
から音が鳴るようになりますので、そこを指で塞ぎながら、スクリーンショットを撮れば、音を抑えることができます。
しかし、これでは常に片方のスピーカーからのみ音が鳴ることになりますので、ビデオを見るときなどは、いちいち設定を変更する必要があります。
これを解決したのが、２つ目の方法。
スクリーンショットの撮影を指１本でできるようにする方法。
先ほどと同様に、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」とただると「AssistiveTouch」という項目があります。
円形に６つ並んだアイコンのどれかをタップし…（アイコン数は、増減できるので、特に他が必要なければ、1つにしてもいいです）
そのアイコンの動作を割り当てるリストが表示されるので「スクリーンショット」を選びます。
これで、画面からのタップ操作でスクリーンショットが撮影できます。
やり方は、ホームボタンをトリプルクリックし、画面上に「AssistiveTouch」を呼び出します。（白い丸いアイコンが現れる。もし現れない場合は、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」の設定を確認）。
「AssistiveTouch」から、先ほど設定した「スクリーンショット」のアイコンをタップすれば、撮影できます。
これなら、両方のスピーカーを指で押さえながらでも、なんとかスクショが撮れます。
という２つの方法でした。
これで、指３本でスクショ時のシャッター音を抑えられます。
それでもやりづらければ、合わせ技にすれば、指２本だけでもOKです。
管理人は、ブログ用にスクショを撮ることも多いので、合わせ技にしています。スピーカーから音楽などを聴く機会はあまりないので。
スクショ撮影でお困りの方は、試してみてください。