本日発表された新しいMacBook Pro。
従来モデルよりも、大幅に小型軽量化が図られ、13インチモデルはMacBook Airよりも小さなボディとなりました。
ボディは小さくなりましたが、もう1つ気になるのが、電源アダプタ。
特にMacBook Proは、MacBook Airと比べても、バッテリ駆動時間が短いので、電源アダプタを持ち運ぶ機会は多くなりそう。
そこで、Appleで公開されている画像から、そのサイズをチェックしてみます。
今回のMacBook Proは、無印MacBookでも採用されている、USB-Cタイプの電源アダプタとなっています。
まずは、管理人が無印MacBookからの乗り換えなので、まず下記の3つを比較します。
・無印MacBook対応:Apple 29W USB-C電源アダプタ
・13インチ対応:Apple 61W USB-C電源アダプタ
・15インチ対応:Apple 87W USB-C電源アダプタ
比較の基準として、脱着できる折りたたみ式のコンセント部分の縦の寸法を利用します。
この部分は、電源アダプタ延長ケーブルに付け替えることができる部分なので、すべての電源アダプタで共通なはずです。(厚さも同じ)
では、比較してみましょう。(クリックで拡大)
う〜ん、かなりでかい。29Wと61Wで、ほぼ2倍弱になっています。
そもそも、ワット数が2倍以上もあるのが、何とかなんないのかなぁ。
次は、上記61Wと、従来のMacBook Pro 13インチ用「Apple 60W MagSafe 2電源アダプタ」を比較してみます。
ほぼ同じですが、1W分くらい?大きくなっているようです。
ほぼ、サイズはワット数に比例しちゃうようですね。本体は小さくできても、電源アダプタの小型化というのは、難しいのかな。
サイズはほぼ変わりませんが、USB-C電源アダプタと、従来の電源アダプタで違う点があります。
それは、ケーブルの巻き取り用フックが付いていないこと。
さらに、USB-Cのケーブルは少しコシが強いので、ちょっと巻き取りずらいです。
ちょっと電源アダプタは残念ですが、まだ改善の余地はあるかもしれません。
USB-Cタイプの電源アダプタには「USB PD (Power Delivery) 」という規格があります。
アップルのUSB-C電源アダプタも「この電源アダプタはあらゆるUSB-C対応デバイスとの互換性があります」と説明されており、この規格に準じていると思われます。
逆に、MacBookの説明にも…
と記載がありますので、もし他社から、コンパクトなUSB PD準拠の電源アダプタが発売されれば、純正の代わりに使うことができます。
どこまで小さくできるのかわかりませんが(アップル純正くらいが限界なのかも?)、期待したいですね。
新MacBook Proの詳細はこちらをどうぞ。
→Touch Bar & ID搭載の新MacBook Pro発表。カラーは2色に