ちょっと前のワンボタンの声で、Apple IDの「2ファクタ認証」の話題が出ていました。
2ファクタ認証とは…
2 ファクタ認証を使えば、自分で信頼した iPhone、iPad、または Mac などのデバイスでのみアカウントにアクセスできるようになります。
新しいデバイスにはじめてサインインする場合は、パスワードと、信頼済みのデバイスに自動的に表示される 6 桁のパスコードという 2 つの情報の提示が必要になります。このコードを入力することが、新しいデバイスを本人が信頼したことの確認となります。
たとえば、iPhone をお持ちで、新しく購入した Mac ではじめてアカウントにサインインしているとします。この場合、パスワードと、iPhone に自動的に表示される確認コードの入力を求められます。
パスワード単体ではアカウントへのアクセスができなくなるため、2 ファクタ認証のおかげで、Apple ID と、Apple に保管されるすべての個人情報のセキュリティは劇的に向上します。
というもの。
iPhoneを使っていて、新しいデバイスを購入し、iPhoneで使っているApple IDを新いデバイスに設定すると、iPhone(信頼できるデバイス)に「Apple ID サインインが要求されました」というダイアログが表示されます。
そのあと、6桁のパスコードが表示され、それを新しいデバイスに入力すると認証が完了します。
で、その「Apple ID サインインが要求されました」のときに、地図と地名が表示されるのですが…
iOS 10.1 にして2ファクタ認証が有効になったんだけど、なんか位置情報が違うのよね pic.twitter.com/8qUWSbvCkx
— わんぱくロボ (@wamprobo) 2016年10月25日
と、実施にデバイスを使おうとしている場所とは、違う場所が表示されることが多い様です。
自分が居ない場所から、サインインの要求がくるわけですから、ちょっとドキッとしてしまいます。自分が使おうとしたタイミングで表示はされるわけですが、このまま認証してしまっていいのか??
いろいろな場所が表示されるわけですが、もっともポピュラー(?)な場所は….
Macの2ファクタ認証のログイン方法がわかったので今日は気分が良い pic.twitter.com/J6HiXNPUkY
— カケヒジュン@タツコンNo.161 (@ibotyouu) 2016年11月10日
「東京都千代田区」。
他には…
なんか自分のサブiPhoneいじってたらApple IDにサインインしろいうからID打ってやったらわいのメインiPhoneにこんなん出て来たわ
自分大阪住み違うしなんでなん pic.twitter.com/6qek1FOjNt— ふぃる乃 (@__________ram27) 2016年11月11日
ワンボタンの声でも、北海道で使っているのに、大阪が表示されたという話が出ていました。
管理人も、山梨で使っていて…
「静岡県周智郡森町」。
他にも、札幌市中央区や東京都中央区、福島県会津若松市なんてのもありました。
なんで、こんなに位置がデタラメなのか?
アップルのサポートに説明がありました。
サインイン通知に表示される位置に覚えがない場合はどうすればよいですか?
新しいデバイスにサインインする際、ほかの信頼できるデバイスに通知が届き、新しいデバイスのおおよその位置を示すマップが併せて表示されます。この位置情報は、デバイスの実際の所在地ではなく、デバイスがその時点で使っている IP アドレスに基づいて割り出したおおよその位置を示しています。物理的な位置ではなく、接続先のネットワークを反映した場所が表示されることもあります。表示される場所に覚えがなくても、サインインしているのが本人であれば、「許可」をタップしてサインインを続行してかまいません。
ただし、Apple ID が新しいデバイスでのサインインに使われているという通知を受け取り、サインインしているのが本人ではない場合は、「許可しない」をタップしてサインイン試行を阻止する必要があります。
とのことです。
「おおよその位置」にしても、おおよそ過ぎる気がするが…。
全く、意図しないタイミングで表示されるのではれば「許可しない」を選ぶ必要がありますが、そうでなければ、許可して問題なさそうです。
これで安心して使えます。セキュリティが向上するので、ぜひ設定しておきたい機能ですね。