2016年12月13日に販売が開始された、Appleの左右独立ヘッドセット「AirPods」が1周年を迎えました。
そのAirPodsに関連して、先日BCNランキングさんに「拡大期を迎えたヘッドセット市場、主流はBluetoothで単価も急上昇」という記事が掲載されていたので、ご紹介。
1年でAppleのシェアは10%超に
こちらは、メーカ別の販売台数シェアのグラフ。
Appleは、AirPodsの販売を開始した、去年12月の1.3%から、1年で10.1%にシェアをアップしています。(Apple Storeがカウントされていないので、実際はもっと高いかも)
最初は品薄で、なかなかシェアは伸びませんでしたが、供給量の改善とともにシェアを上げています。さらに、9月に大幅アップ。iPhone 8/8 Plusの発売が影響していそうです。
iPhone 7からヘッドホン端子が廃止になり、これから毎年、ヘッドホン端子のないiPhoneへの乗り換えが進むと思いますが、その度に、AirPodsのシェアが上がるかもしれませんね。
Bluetooth化、高価格化が進む
他のグラフでは、Bluetooth対応製品の構成比率が紹介されています。
このグラフによると、この一年で、Bluetooth対応製品が10ポイント以上アップ。2017年11月には初めて50%を超え、Bluetooth非対応を逆転しています。
また、平均単価のグラフでは、この1年で2000円以上アップ。
ワイヤレス化と高価格化(高音質化も?)が進んでいるようです。
AirPodsは再び品薄に?
iPhone 8/Xの登場もあってか、AirPodsが再び品薄になっているようです。
Apple Online Storeでは、9月末に「出荷日:3〜5営業日」にまで納期が縮まっていましたが、現在は「7営業日」に。また、一時は即納となっていたヨドバシや、ビックカメラなどのオンラインショップも「お取り寄せ」や「未定」となっています。
クリスマスのプレゼントにお考えなら、急いだ方がよさそうです。