Appleが、2023年度 第1四半期(2022年10〜12月期)の業績を発表しています。
当四半期の売上高は1,172億ドルを記録し、前年同期比では5パーセント減少しました。当四半期の希薄化後の1株当たり利益は1.88ドルでした。
「私たちは、困難な状況でかじ取りを続ける中で、これまでで最高の製品とサービスのラインナップをそろえたことを誇りに思っており、これまで通り長期的な視野に立ち、私たちの行動すべてにおいて、私たちの価値観にもとづいて先導していきます。第1四半期に、私たちは大きなマイルストーンを達成しました。インストールベースが増加する中で今やアクティブデバイスが20億台を超えたことを報告できるのを嬉しく思います」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クックは述べています。
約4年(15四半期)ぶりの減収減益となったとのことです。
各カテゴリ別の売上高は以下の通り。
- iPhone:657億7,500万ドル(前年同期716億2,800万ドル、8.2%減)
- iPad:93億9,600万ドル(前年同期72億4,800万ドル、29.6%増)
- Mac:77億3,500万ドル(前年同期108億5,200万ドル、28.7%減)
- ウェアラブル、ホーム、アクセサリ:134億8,200万ドル(前年同期147億0,100万ドル、8.3%減)
- サービス:207億6,600万ドル(前年同期195億1,600万ドル、6.4%増)
iPhone、Macなどで減益となりましたが、iPadが大きく伸長。また、サービスは過去最高の売り上げとなりました。
ハードの売上が多少減っても、20億台のアクティブデバイスがサービスで稼いでくれるので、まだまだAppleは安泰かもしれませんね。