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検証!! ビックカメラが残クレ「Mac アップグレードプログラム」はお得か?

ビックカメラさんが、「Mac アップグレードプログラム」を発表しています。


Mac アップグレードプログラムは、いわゆる「残価設定ローン」というもの。「残クレ」と言われたりもします。

「Mac アップグレードプログラム」とは?

価格から2年後の推定買取(据置)額を引いた金額を、分割でお支払いいただきます。

普通の2年ローンなら、商品価格(+金利)の全額を2年かけて支払うことになります。

「Mac アップグレードプログラム」の場合は、2年後の推定買取(据置)額を引いた金額を、分割で払うことになります。


当然、全額を2年間で払う通常のローンよりも、月々の支払いは安くなります。

2年後は3つの選択肢。

で、2年後には、2つの選択肢があります。

新しいMacに買い替え

2年後にビックカメラおよびソフマップの買取カウンターへ下取りに出し、最新のMacに買い替えできます。

そのまま使う

2年後に残価を払い切って使用中のMacをお買い上げいただき、そのまま使い続けることもできます。

返却して終了する

2年後に下取りプログラムをご利用いただき終了となります。

車の残クレだと、残りをさらにローンで支払うという選択肢もありますが、それはないようです。

買った後も安心

「Mac アップグレードプログラム」を利用すると、「AppleCare Protection Plan」とビックカメラ独自の「安心サポート」がついてきます。

ビックカメラグループ独自の「安心サポート for Mac」を提供。
Mac本体の初期設定や、アプリケーションのインストール、データ移行などをすべてまとめてお任せできます。またAppleCare Protection Planが標準で付いているので、もしもの時の製品本体およびバッテリーを含むアクセサリ類の修理をワンストップで受けられます。

購入から24ヶ月間の電話サポート(Macとその他の周辺機器についてのサポート)もつくとのこと。これは初心者にはありがたいですね。

そのお得度は?

「Mac アップグレードプログラム」は、それくらいお得なのでしょうか? 検証してみます。

通常購入の場合

MacBook 12インチ Retina(1.2GHz / 512GB)の場合、通常価格は、158,800 (税別)で、税込では、171,504円です。

付属のサポート料金の通常価格は、

合計で、223,193円
(AppleCareは、3年目までなので、2年で買換え等すると無駄になりますが…)

「Mac アップグレードプログラム」の場合

「Mac アップグレードプログラム」の場合は、
初回支払 8,292円(税込)
月々支払 6,300円(税込)

で、2年間の総額は、
8,292+6,300×23ヶ月=153,192円
となります。

「Mac アップグレードプログラム」では、2年後の推定買取価格を商品の約35%としているので、2年後に「そのまま使う」を選択した場合に、支払う残金は、

171,504×0.35=60,026円となります。

トータルでは、
153,192+60,026= 213,218円

比較

1万円ほどお得になりました。

サポートが必要な初心者向け?

金額的には、1万円ほどお得ですが、有料サポート込みでの比較なので、それが必要な方にはお得と言えそうです。

2年後に「下取り+買い替え」を選択した場合は、普通に使っていれば、定価の50%くらいの価格はつくと思います。
「Mac アップグレードプログラム」では、2年後の推定買取価格を約35%としいて、2年間で65%を分割で支払っていることになるので、ちょっと損な気もしますが、結局サポートがお得なので、埋まるかな。

逆に、サポートはいらないし、買換え時はヤフオクで売る、というような方にはメリットは薄いですね。

また、買い替えのタイミングが縛られるのが、デメリットになるかも。
そろそろ新製品が出そう、というタイミングでも、2年経ったらそこで3つの選択肢を選ぶ必要があるので。

サポートの内容、自分の買い替え頻度等を考慮した上で、選択する必要がありそうですね。