例年なら花粉症、今年は特にコロナウイルス対策でも欠かせないマスク。
でも、iPhoneの顔認証「Face ID」には、マスクは大敵です。
「Face ID」のたびにマスクをずらしたりしなければならず、マスクに頻繁に手で触れるのは衛生的にも問題あるし、パスコードを打つのは面倒だし…。
しかし、ついにマスクをしたままでも「Face ID」が使える神業が編み出されました!!
この技を編み出したのは、Tencent Xuanwu Lab(腾讯玄武实验室)のセキュリティ研究者の方。
その方法とは…
まず、横半分に折ったマスクを用意します。
「設定」→「Face IDとパスコード」→「もう一つの容姿を登録する」で、このマスクを片耳にかけ、中央の折り目は顔の前で、手で押さえながら、(半分のマスクで、顔の1/4が隠れた状態)顔を認識させます。
たったこれだけ。
本当かなぁ…。
で、やってみました。
こんな凸凹したマスクで、大丈夫なのか??
で、「もう一つの容姿を登録する」で登録。
マスクは、あごと鼻の辺りで押さえながら登録。普通に登録できました。
半信半疑のまま、マスクのままFace IDしてみると…
なんと、あっさりロック解除成功!!
何度も繰り返えしてやってすると、認識率は80%くらいでした。(個人差、またマスクの形状にる差もあると思われます。)
完全ではないですが、マスクをずらしたり、パスコードの入力に比べれば、十分使えるレベルでした。
顔が上向き気味だと、認識率が悪く、下向き加減になると認識率がいいかも。
まさか、こんな方法があったとは。ありがとう、Tencent Xuanwu Labさん。
ちなみに、マスクを外して、顔の下半分を片手で隠しても認識できました。
ちょっと、セキュリティ的にはあまくなってしまってるかもしれません。