いよいよ冬本番。外出には手袋をする機会も多くなる季節ですが、iPhoneユーザーにとって手袋は面倒な存在でもあります。
タッチ操作については、最近はタッチ対応手袋がかなり普及しているので、それほど問題はないですが、Touch IDについては、どうになりませんでした。
でも、それを意外な方法でクリアするグッズが登場しました。
指紋認証対応手袋登場
スマートフォンを使用できる日本のグローブブランド「EVOLG」を手がけるA-TEAM DESIGNさんが、スマートフォンなどの指紋認証に対応した新作グローブを11月中旬に発売したそうです。
どうのように、手袋でTouch IDに対応するのかというと、「Diper ID(ディッパーアイディー)」という技術で、手袋の親指部分に指紋に似た疑似文様を加工しているそうです。
その文様を指紋として、Touch IDに登録することで、Touch IDの認証が手袋のままでも可能になります。
文様は、約3万パターンあるので、他の手袋と同じになる可能性もかなり低そう。
普通の手袋にも対応できるシールタイプも
さらに、すでにある手袋にも対応できるシールタイプもあります。
先ほどの手袋と同様に、指紋に似た疑似文様が立体加工されたシール。
これを既存の手袋に貼り付けることで、Touch IDが使用できるようになります。
ユーザーの指紋を再現するのではなく、そもそも指紋の代わりを登録してしまうという発想、お見事です。
Face IDに応用できないの?
Face IDには手袋は関係ありませんが、手袋同様、これからの季節に妨げになってくるのが「マスク」。
今回紹介したグッズの考え方を、Face IDに応用するとすれば、お面作ってFace IDに登録し、そのお面を着用するということになりますが、現実的ではないですね…。
マスクをしたままの顔を、Face IDに登録できればいいのですが、それもできませんし、もしできても、1つしか顔を登録できないFace IDでは、頻繁に顔の登録をやり直すことになってしまいます。
マスク問題を解決する可能性があるとすれば、赤外線を透過してくれるマスクの登場かなぁ。