iPhone + iPad FAN (^_^)v

iPhoneにできること、できないこと。ボディ編(2009年6月改訂版)

(iPhone発売直前に書いた記事で、その後半年以上経過し、ずいぶんiPhoneも進化しましたので、2009年2月に内容改訂しました。赤字部が改訂箇所です。)
 
2009年6月 さらにiPhone 3.0および、iPhone 3G S の登場の為、内容改訂しました。(青字箇所)
 
 
間もなく日本でも発売される「iPhone 3G」。
普通の携帯電話とはちょっと異質な「iPhone」について、何処が普通の携帯電話と違うのか? 買ってから「なんで!?」ってことにならない様、初心者にもできるだけ分かり易く紹介していくこのシリーズ。
 
今回は、ボディ編。外観からわかるiPhoneの特徴について書いてみたいと思います。
 
こちらがiPhoneの外観です。

  

 
 


まずはiPhoneにあるものは…
・タッチパネルディスプレイ 3.5インチ
・ボタンは4つだけ(ホーム、スリープ、音量調整、サウンドON/OFF)
・ヘッドホンジャック(普通のヘッドホンを直接挿せます。)
・Dockコネクタ(iPodと互換のコネクタ)
・SIMカードトレイ(普通はバッテリの下とかにあります)
300万画素カメラ(本体裏側)(旧iPhoneは、200万画素カメラ)
・マイク、スピーカ
(他にも実はセンサがいろいろ。これは後日紹介)
 
普通の携帯電話はあるのに、iPhoneにないものは…
・10キー
・ストラップホール
・メモリーカードスロット(SD,MSなど)
・インカメラ(テレビ電話とかで使うカメラ)
・バッテリのふた
・普通の携帯電話のコネクタ(代わりにDockコネクタがある)
 
 
なんといっても一番の特徴はタッチパネル
普通の携帯とは全く違いますね。まず10キーが無い。そして液晶が大きいのが特徴的です。
液晶はタッチパネルになっているため、キーはありません。ディスプレイ上に表示されるキーにタッチして入力します。
このタッチバネルは静電式で、指には反応しますが、爪やペンには反応しません。
また、タッチパネル表面は強化ガラスになっており、ちょっとやそっとじゃ傷は付きません。カギでガシガシこすっても大丈夫というレビューもありました。
 
 
ストラップホールがない!!
普通なら絶対ある、ストラップホールがありません。持ち運びには注意が必要かも。ケースも欲しいところです。
(ストラップホール付きケースや、少々強引ですが、直接付ける方法もあります。)
 
 
片手での操作は困難
サイズ的は、一般的な携帯電話よりも少し大きめです。特に幅が広め。日本の携帯は幅49mmが主流ですがiPhoneは62㎜もあります。
幅の広さと、タッチパネルが広いという事で、片手で操作する事は困難です。普通はほとんど片手で操作しますので、両手が必要というのは、かなりの不便さを感じそう。
この点はよく考えて購入された方が良いでしょう。
(10キーによる仮名入力モードが追加され、慣れれば片手でも早く文字入力できます。すべての操作が片手でできるわけではありませが、慣れればそれなりに使えるようになります。)
 
 
ヘッドホンが直挿し
ヘッドホンジャックがあり、普通のヘッドホンが直接させます。携帯電話では、平型の変換コネクタが主流。この辺りは、iPodゆずりといったところでしょう。
また、iPhoneには標準でマイク付きのヘッドホン(簡易リモコン付き)が付属します。これも携帯電話としては珍しいですね。片手での操作が難しい為、運転中の操作は絶望的ですので、これはありがたいです。
 
 
iPodの周辺機器もOK!!
iPodゆずりな点がもう1つ。DockコネクタというiPodと共通のコネクタを搭載しています。
充電やパソコンとの接続に使用する他、スピーカーや外付けバッテリ等様々な周辺機器と接続できます。iPod用の周辺機器でも使用できるものは多い様です。
 
 
スピーカーでみんなで楽しめる
iPodにはありませんが、iPhoneには、スピーカーがついています。(着信を鳴らさなければならないので…)
音楽や、ビデオもこのスピーカーから楽しめます。人にビデオを見せたりするときに便利そうです。
 
 
意外にもテレビ電話できず
インカメラがないので、テレビ電話はできません。自分撮りするのにも不便ですね。
また、アウトカメラも200万画素とちょっと物足りないかも。旧iPhoneと同仕様だとするとマクロ撮影機能もありません。
iPhone 3G Sには、300万画素のオートフォーカスカメラが搭載されました。画面をタップするだけで好きな位置にピントを合わせることができます。
約10cmまでのマクロ撮影も可能。

(マクロ撮影機能を搭載しないiPhoneの為に、マクロレンズや、マクロレンズ付きケースは発売されています。またQRコード読み取りのアプリもあります。)
 
 
バッテリが交換できません!!
iPhoneにはバッテリのフタありません。つまりバッテリを交換することができません!!
もしものときは、外部バッテリを繋げるしかありません。
ショップなどでは、バッテリ交換は可能になると思われます。あまりバッテリの保ちが良くないので、非常用に外付けバッテリをおすすめします。
 
 
データは大容量の内蔵メモリへ
SDやメモリースティックといった、メモリーカードは使えません。データは、本体内に8GB or 16GB or 32GBに保存されます。
データのバックアップはパソコン(iTunes)と接続する事で行えます。さらに、 MobileMeを使えば、パソコンに直接接続しなくても、データをパソコンと同期できます。
 
 
 
ご覧のように、できるだけタッチパネルで操作し、無駄なものは一切排除(若干必要なものまで犠牲になってるかもしれませんが…)というコンセプトが貫かれたボディとなっています。
バッテリのフタも無駄なスロットも無いからこそ、この美しいデザインがあると思えば、(個人的には)納得できます。
 
 
次回は電話機能編の予定です。
 
 
「iPhoneにできること、できないこと。」
基礎編
ボディ編
電話機能編
メール編