iPhone + iPad FAN (^_^)v

超危険!! 「iPhoneを探す」のリモートワイプを試す!! の顛末。

iPhone 3.0の注目機能の1つであるiPhoneを探す」のリモートワイプ 機能のレビュー後編です。(前編はこちら
 
前編で、リモートワイプは開始したものの、その後、止まってんだか、動いてんだか分からない状態。
 
今回もまだまだそんな、状態です…(編集無しの、本当に前回の続き)
 

 
 


ホームボタンも、スリープボタンも全く反応無し…。さらに、 スリープボタンの長押しも試してみますが、これも無意味でした。
 
残る操作はただひとつ、スリープボタンボタン+ホームボタンの長押し。強制リセット操作です。
3分50秒あたりをご覧ください。片手で苦労しつつも、なんとかW長押しを実行…。
 
すると電源が落ちました!!(あたりまえか…) で、再び電源を入れてみるのだが、やっぱりアップルロゴが表示されるだけ。そして、数十秒でアップルロゴが消え、電源が落ちるようになりまいた。
 
あらら..、リモートワイプ後は、iTunesに接続して下さいの表示になるはずなのだが。
試しに、iTunesに接続してみても、マウントされず。いやな予感…
 
その後も、SIMを抜き差ししたり、再リセットかけてみたり、いろいろやってみましたが、ただただアップルロゴが表示されるだけ。
 
どうやら…
 

壊れてしまったみたいです。


おいおい..。
 
 
すべての端末でこうなるのか、今回がたまたまなのかは、わかりませんが、もしかするとリモートワイプの考え方は、こんな感じなのでしょうか?
 
データ消去を途中で止められる→メモリ何にデータが残る→データ流出の恐れ→漏れるくらいなら、自爆してしまえ!!
 
 
あとで、気付きましたが、リモートワイプの操作を知らせるメールが届いていました。そのメールにこんなことが…

すべてのメディア、データおよび設定が、iPhone 3Gから完全に消去されます。デバイスによっては、このプロセスに2時間程かかる場合があります。(注:このプロセスをキャンセルすることはできません。)

2時間!? それを先に言ってよ…
(通りすがりさんの情報によりますと、iPhone 3G Sの場合は、暗号化チップにより一瞬で済むそうです。)
 
iPhoneを探す機能は、プッシュをONに設定する必要があるので、ただでさえバッテリ食うのに、その上さらにリモートワイプの処理に2時間。しかもその間、スクリーンはONでアップルロゴを表示。
これじゃ、ほとんどのiPhoneは、リモートワイプ完了前にバッテリが果てちゃうんじゃないでしょうか。(リモートワイプ中に、バッテリが切れたら、今回と同じ結果になりそう。)
 
それに、拾った人がiPhoneを全く知らなくても、突然アップルのマークが表示されて、ウンともスンとも言わなくなれば、いろいろ操作しているうちに、リセット操作に辿り着く可能性だってあります。
 
 
こんなことが想定されてるとするなら、もうちょっとリモートワイプ機能の敷居を上げておくべきではないでしょうか。
「本当に無くなって、どうしようもないときだけ使ってください」とか「リモートワイプ中は、リセット操作をしないでください」とか。
 
「リモートワイプ」は本当に危険な機能です。iTunesから、いつでも復旧できるから、試してみよ~って、気軽に試すものじゃないのかもしれません。(ちゃんと2時間待てば、素直に終わったのかもしれませんが。)
 
 
で、私の壊れた(?)iPhoneはどうなっちゃうの!? 続報を待て!!