ソフトバンクからなかなか魅力的なiPad向けデータプランが発表されましたが、iPadで3G回線でデータ通信するもう1つの選択肢として、iPad Wi-Fiモデル+Pocket WiFiというのもあります。
ということで、どちらがお得か比較してみます。
まずは、フルに使いまくる場合の比較。
iPad Wi-Fiモデル+ イーモバイル版Pocket WiFi:
Pocket WiFi端末代金 15580円
スーパーライトデータプラン 月額4980円(無制限)
ギガデータプラン 月額3980円(1GBまで)
iPad Wi-Fiモデル+ ソフトバンク版:Pocket WiFi:
Pocket WiFi端末代金 9600円
データ定額ボーナスパック 月額4980円(無制限)
iPad 3Gモデル:
Wi-Fiモデルと3Gモデルの差額 8400円(データ定額プラン 64GBモデルの場合)
データ定額プラン 月額3225円(無制限)
それぞれ2年縛りで、月月割などの割引は、Pocket WiFi使用の場合は、Pocket WiFiの端末代に、Pocket WiFi無しの場合は、月額料金に充てるとしました。端末価格は一般的な価格にしたつもりなので、お店によっては、もっとお得な場合もあると思います。
(そういえば、iPhoneの月月割は機種代金と相殺して、実質無料みたいな謳い方なのに、なんでiPadは機種代金じゃなくて、通信料から引く謳い方なんだろ?)
ということで、Pocket WiFiを使用せずに、普通にiPad 3Gにした方がお得ですね。
ただ、iPhoneの3G通信もPocket WiFi経由で行う場合は、iPhoneのパケ代も(プランによっては)節約でき、お得になります。
次に、あまり使わない場合。
以前試算した条件「年に4回、1泊2日で使用」で比較します。
2年間の合計金額(ややザックリ)で比較して、Pocket WiFiを使った場合に安かったのは、イーモバイル版Pocket WiFiのプリペイド契約だった(こちら参照)ので、これとiPad 3Gのプリペイドプラン(100MB)で比較します。
iPad Wi-Fiモデル+イーモバイル版Pocket WiFiのプリペイド契約
端末代金:39580円(10,000円分の通信料無料付き)
プリペイド料金: 2000×8=16000円(チャージ期限の3か月毎に2000円をチャージ)
2年間合計:55580円+チャージ残高15920円→ 実質39660円
iPad 3Gのプリペイドプラン(100MB)
Wi-Fiモデルと3Gモデルの差額 12960円(プリペイドプラン 64GBモデルの場合)
プリペイド料金:14600円(=(1510+515)×8 1泊2日で100MBを超えないとする)
2年間合計:27560円
ということで、こちらもiPad 3Gモデルの方がお得という結果になりました。
3Gモデルに人気が集中しそうだなぁ。
最後に、それぞれのメリット、デメリットをまとめておきます。
・3Gモデルのメリット/iPad Wi-Fiモデル+Pocket WiFiのデメリット
iPad本体のみでスマート
Pocket WiFiのバッテリや、電源のON/OFFを気にする必要がない
iPadにGPSが付いている
・iPad Wi-Fiモデル+Pocket WiFiのメリット/3Gモデルのデメリット
iPad以外でも使える(iPhoneのパケ代をケチることも出来る)
ソフトバンクよりイーモバイルの方が通信速度が速い場合が多い
それなりに、メリット、デメリットがあるので、使い方次第で選択ですね。
私は今回「iPad Wi-Fiモデル+Pocket WiFi」ですが、iPadでMacBook Airの出番がなくなりそうなら、次期iPadのときは、Pocket WiFiを処分して3Gモデルにしようかなぁ。
Pocket WiFiユーザの方は、ぜひこちらもどうぞ。大容量バッテリ「HLI-E5830XL」