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なんだか大変なAndroidのOSアップデートの話。

マイナビニュースさんに、AndroidのOSアップデート、なぜ提供までに時間がかかる?という記事が掲載されていました。
 
記事では、全ユーザに平等にリリースされるiOSに対して、なぜAndroidは、モデルによってアップデートのタイミングがまちまちだったり、提供されなかったりするのか、解説されています。

GoogleはAndroidの新バージョンリリースにあたりパートナーを1社だけ選び、「Google Experience Device (GED)」と呼ばれる一種のリファレンス機の開発を行うという。正確には、このGEDをターゲットにAndroid OSの新バージョンを開発し、最適化を行っている。これにより、新OSをリリースしたのと同時に同OSを搭載した最新端末(つまりGED)が発売される形となる。新OSのソースコードはこのタイミングで公開されるため、新バージョンに対応した端末や旧機種へのアップデートがすぐに提供されない理由もこの点にある。


Android 4.0では「Galaxy Nexus」が、このGEDってやつみたいですね。
 
さらに、公開された後も、各モデルへの移植が大変らしい…

GED向けに最適化された最新ソースコードを入手したら、それ以外の部品構成を持つハードウェア向けの最適化作業を行う。さらにキャリアごとに異なるカスタマイズや、メーカーが独自に持つアプリやソフトウェア(この場合はMotoCastやSmart Actionsなど)の対応を行う。この過程でバグ修正や品質向上のためのブラッシュアップを行い、携帯キャリアの認証ラボに持ち込むための基準を満たすだけの準備を行う形になる。その後、端末を提供する複数のキャリアへと製品を持ち込み、それぞれに対して数段階に分かれたテストを経て、晴れて製品として提供できるレベルのものとなる。

ちょっと前は、Androidになったら、メーカのソフト開発の負担が小さくなるみたいな話を聞いたような気がしますが、そうでもないのかな?
各メーカは、同じAndorid搭載機でも、ユーザーターゲット別にいろいろカスタマイズしているので、アップデートにかかる負荷は大きいかもしれませんね。