今日、ドコモの株主総会が開催され、その中で山田社長が、iPhoneの取扱いの可能性について改めて否定したそうです。
「iPhoneは、垂直統合モデルであり、サービスはアップルがコントロールしている。だがドコモのお客様の要望は、おサイフケータイが欲しい、あるいはワンセグが欲しいといったものであり、iPhoneではこれができない。ドコモでは、当社が作った言葉である『ネットワーククラウド』戦略を推進しており、この仕組みだからこそ、端末によらずに、さまざまなサービスが利用できる。しゃべってコンシェルは、アップルのSiriと同等のサービスであるが、Siriでは、利用できる端末がiPhoneに限られている。オープンOSであるAndroidでは、自由にサービスを作り込めるが、アップルではそれが許してもらえない。」
これまで同じ内容ですね。今回は「土管」とは言わなかったみたいですが…。
さらにこんなことも言われています。
「iPhoneの取り扱いを開始すると、スマートフォンの半分以上を売って欲しいといわれる可能性があり、これでは1300万台のスマートフォンの販売目標のうち、半分以上をiPhoneにしなくてはならない。当社の戦略のなかでは難しいことであり、その点を理解してほしい。iPhoneは競争相手であり、なんとしてでも凌駕する、ということでがんばっていきたい」
半分以上というのが、条件なんですね。他キャリアも同じとすると、ソフトバンクはもちろん達成してるでしょうけど、auはどうなんだろう。
その数字に達しなかった場合のペナルティは何なのかも気になります…。