NHKのサイトに「スティーブ・ジョブズ 「美」の原点」という記事が公開されています。
ジョブズが10代の頃に出会い、美的センスに大きな影響を与えた、日本の「新版画」についての話です。
「新版画」とは、明治後半から昭和にかけて制作された木版画。
10代のジョブズは、友人の家で川瀬巴水の「新版画」を見て、「版画を分けてほしい」というほど、気に入っていたそうです。
Appleを創設後には、日本の画廊に何度も足を運び、何十点もの作品を購入。
特に川瀬巴水の作品がお気に入りで、友人などにプレゼントもしていたとのことです。
ジョブズは56歳で亡くなりますが、その直前の病床にも新版画が飾られていたとのことです。
米国で日本の版画に出会う機会は、そうそうないと思いますが、偶然にも友人の家で見て、10代にしてその良さを見抜くというのは、なかなかすごい話ですね。
そして、亡くなるまで川瀬巴水の「新版画」に魅了され続けたジョブズ。「新版画」は、ジョブズが手がけたApple製品にも影響を与えているかもしれませんね。
ざっくり紹介しましたが、ぜひ元記事もどうぞ。
NHKの記事だけど、番組にはならないのかな?