昨日静かな発表となった新型「iPad Pro」。
LiDARスキャナや、A12Z Bionicを搭載し気になりますが、それよりも心を揺さぶられたのが、「Magic Keyboard」の方。
こちらは発売が5月とのことで、まだちょっと先で、情報も限られていますが、可能な限り掘り下げてみたいと思います。
目次
先ずは画像でチェック
その細部がわかりそうな画像を集めてみました。
ちゃんとMacBookっぽく、背面にはAppleロゴがありますね。
動きもチェック
動きはこちらのビデオがよくわかります。
最初の開くところ(0:10)と、最後の閉じるところ(1:24)。実にスムーズです。
凄いです。これ見てるだけで、どんどん触りたくなってきます。
どんな構造?
MacBookなら、ディスプレイがそんなに重たくないので、普通にボディ側とヒンジでつなげておけばOK。(それでも、今みたいに丈夫なヒンジになるまでには紆余曲折あったと思うが..)
しかし、iPad Proは、ディスプレイだけじゃなくて、バッテリーも基板も全部入ってるので、それなりに重い。しかもキーボード側は軽い。
だから、MacBookみたいに、1本のヒンジでiPad側とキーボード側を繋げると、軽いキーボードが負けて、後ろにコケてしまうはず。
この部分の構造を「フローティングカンチレバー」とAppleは表現しています。
でも、ちゃんとiPadを支えているのが凄すぎ。(ヒンジというような構造ではないのかも?)
2つのヒンジの構造で、思い出すのが…
「iMac G4」。
角度の調節も可能
従来の「Smart Keyboard Folio」では、角度は2段階だけの調整でしたが、「Magic Keyboard」では、「最も見やすい角度にスムーズに調整できます」となっているので、おそらく無段階で調整できると思われます。
調整角度の範囲ですが、詳しい情報なし。ただ、Appleが公開しているビデオの中に、角度を振っている場面がありました。
0:40あたり。「It floats」と表示されるところで、角度が振られています。
これが、最大振り幅なのかはわかりませんが、それほど大きくはないかもしれません。
USB-Cポートは片側のみ
「Magic Keyboard」のメインのヒンジには、USB-Cポートがついています。
このポートは、iPadへの電源供給専用で、ハブなどのアクセサリには使用できないようです。
でも、iPad ProのUSB-Cコネクタも同時に使えるので、こちらでアクセサリは繋げることできます。
ちょっと気になったのが、左側にUSB-Cポートが写っていますが、もしかして、右側にもあるのでは?
あ、でも右側にはiPad Pro自体のUSB-Cコネクタがあるから、そっちから直接充電できますね。
旧iPad Proにも対応しているが..
「Magic Keyboard」は、新型iPad Pro(11インチは第2世代、12.9インチは第4世代)の他、従来モデルのiPad Pro(11インチは第1世代、12.9インチは第3世代)にも対応しています。
ただし、新型iPad Proはカメラが増えているので、当然ケースのカメラ部分の穴も大きくなっています。
重いかも?
ちょっと心配なのが、重さと厚さ。
この構造を実現するのは、かなり頑丈さが必要になるし、シザー構造やバックライトキーボードも、厚くなる要因となりそう。
「Smart Keyboard Folio」と画像を重ねてみると..
重さは?
Magic Keyboardは、1.5倍くらいかなぁ。仮に450gとすると、iPad Proの473gと合わせて、923g。
12.9インチも同じように考えると、合計1,400gくらい。
MacBook Airは、1.29kgですので、それよりも重くなるかも?
【追記 2020/4/20】11インチ用の重さは600g、12.9インチ用は、707gとのことです。
iPad Proと合わせて
11インチ用:1,073g
12インチ用:1,350g
この体験が、この価格!?
こんな唯一無二な体験をさせてくれる「Magic Keyboard」の価格は、
- 11インチiPad Pro用:31,800円
- 12.9インチiPad Pro用:37,800円
ちょっと高いか..。
今一番安いiPadが、34,800円ですので、それより高い。う〜ん、やっぱり高い。
でも、「Smart Keyboard Folio」と比べるとどうでしょう?
「Magic Keyboard」の優位点は..
- USB-Cポート
- シザー構造のキー
- バックライトキーボード
- トラックパッド
- 無段階角度調整
- フローティング機構
- 背面にアップルロゴ
これだけ詰め込んで1.3万円の差。これはもう安いといってもいいかもしれません。
(逆に「Smart Keyboard Folio」もうちょっと安くできそうだが..)
まとめ
トラックパッドや、バックライトキーボードも搭載しており、当然そちらも注目なのですが、個人的には、iPad Proを浮かせるギミックが気になってしょうがないので、そちらを中心に紹介しました。
管理人は、11インチは第1世代で、「Smart Keyboard Folio」を使っていますが、これ、買っちゃいそうです!!
Amaoznなどで注文受付中
【追記 2020/4/16】Apple公式ストアでも、受注開始しました。
関連記事
昨日静かな発表となった新型「iPad Pro」。LiDARスキャナや、A12Z Bionicを搭載し気になりますが、それよりも心を揺さぶられたのが、「Magic Keyboard」の方。トラックパッドの搭載は、予想された流れでしたが、まさかiPadを浮かせるか!?こちらは発売が5月とのことで、まだちょっと先で、情報も限られていますが、可能な限り掘り下げてみたいと思います。先ずは画像でチェックその細部がわかりそうな画像を集めてみました。ちゃんとMacBookっぽく、背面にはAppleロゴがありますね。 動きもチェック動きはこちらのビデオがよくわか... 衝撃のフローティングデザイン!! 「iPad Pro用Magic Keyboard」をとことんチェック。 - iPhone + iPad FAN (^_^)v |
重さ600g!! iPad Pro用「Magic Keyboard」のレビューが続々公開。 - iPhone + iPad FAN (^_^)v |
Apple公式ストアで、iPad Pro用「Magic Keyboard」の注文受付を開始しています。受付開始直後は、4月21日以降にお届け予定となっていましたが、すでに「お届け予定日:2020/05/14 - 2020/05/21」となっており、かなりの品薄となりそうです。Apple以外にも、Amazon.co.jp、ビックカメラ.comなどで予約受付中。当初の発表では、5月発売となっていましたが、少し早まりましたね。でも、テレワーク需要もあってか、入手には時間がかかりそう。ご予約はお早めにどうぞ。関連記事Apple公式ストアでの購入なら、こちらもどうぞ。 発売は4月21日!! Apple、iPad Pro用「Magic Keyboard」注文受付開始。 - iPhone + iPad FAN (^_^)v |