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iPhoneでは機能制限あり!! それでも「Rakuten UN-LIMIT」に入っておくべき理由。

主要キャリアから、格安なプランが発表され、春からは大混戦になりそうな携帯電話市場。

新規参入の楽天モバイルも、3大キャリアの格安プラン対抗する新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表し、他社より安く、さらに通信量が少ない方にもお得なプランに生まれ変わりました。

楽天モバイルが、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を4月1日から提供すると発表しました。データ無制限で2,980円の「Rakuten UN-LIMIT V」から、「VI」にパワーアップ。データ無制限の場合の2,980円はそのままに、少ないデータ量なら安く使える4段階料金に刷新されました。その詳細をご紹介します。1GBまで無料!! 4段階料金にこれまでは、データ無制限で2,980円というシンプルなプランでしたが、新しいプランでは、通信量に合わせて4段階に価格がアップします。(国内通話はかけ放題) 1GBまで:無料!! 3GBまで:980円 20GBまで:1,9...
20GBまでなら1,980円に!!「Rakuten UN-LIMIT」が新プラン発表。1年無料も継続 - iPhone + iPad FAN (^_^)v

確かに価格的には魅力な「Rakuten UN-LIMIT VI」なのですが、iPhoneでは機能制限があり、メインで使える状態ではありません。

でも、新プランとお得なキャンペーンは、iPhoneユーザーにも使い方次第でメリットがあります。


今回は、iPhoneで「Rakuten UN-LIMIT」使う場合の問題点と、それでも「Rakuten UN-LIMIT」に入るべき理由をご紹介します。


使えるiPhoneはこのモデル

「Rakuten UN-LIMIT」が使えるのは、iPhoneの中でも一部のモデルになります。
下記のiPhoneです。


「iPhone XR」以降のモデルで、「Rakuten UN-LIMIT」が利用可能。
これより前のモデルでも、利用する裏技があるそうですが、難しい手順が必要で、一般的ではありません。


iPhoneでは使えない機能

上記の対応iPhoneでも、「Rakuten UN-LIMIT」のすべての機能が使えるわけではありません。

使えない機能は以下の通り。


SMS(パートナー回線)

「Rakuten UN-LIMIT」では、楽天独自のエリアがまだ広がっていないため、エリア外では、パートナー回線(auの回線)が利用できます。
そのパートナー回線使用時は、SMSが利用できません。

これは結構致命的で、Yahooなど、サービスの認証にSMSを利用している場合に、非常に困ります。

【追記】実際にやってみたところ、Rakuten Linkアプリで、SMSを受信することができました。

100%問題なく使えるのかはわかりません。(楽天モバイルのサイトには、なぜか「使える」という記載はない)


APN自動設定 海外/国内

「Rakuten UN-LIMIT」を利用開始時の初期設定で、APNを手動で設定する必要があります。

この作業は初期設定時のみですし、詳しい設定手順も紹介されていますので、大した問題ではないでしょう。


接続回線の自動切替

通常は、楽天回線のエリア外から、エリア内に移動すると、パートナー回線から、楽天回線へ自動で切り替わります。

iPhoneでは、この機能が完全でなく、回線が切り替わらない場合があります。

「Rakuten UN-LIMIT」は、楽天回線エリアでは、データ無制限使い放題なのですが、パートナーエリアでは、5GB/月の上限があります。
この機能が働かないと、5GBを食ってしまいますし、前述のSMSも利用できないままになります。


ETWS

「ETWS」とは、「Earthquake and Tsunami Warning System」の略で、「緊急地震速報」や「Jアラート」で利用されています。

iPhoneでは、これらが受信できません。

代替策として「Yahoo!防災速報」などを利用すれば、プッシュ通知で緊急地震速報などを利用できます。
(設定すれば、マナーモードでも、災害時の通知音を鳴らすことが可能です)


110/119通話などでの高精度な位置情報測位

通常は、スマートフォンなどから110番、118番、119番の緊急電話にかけると、GPSの位置情報を緊急通報受理機関に自動的に通知します。

iPhoneではこの機能が使えず、基地局情報(緊急通報時の基地局の住所や電波到達範囲などから算出する位置情報)のみとなります。


以上が、機能制限です。

楽天回線エリア外では「SMSが使えない」というのは問題。(実際には使えたが..)

エリア内でも「5GBを使ってしまう」、「緊急地震速報が受信できない」といった問題もあります。

いずれはこれらの制限も解消されると思われますが、すでに1年近くそのままで、いつになるのか全くわかりません。

メインの回線を「Rakuten UN-LIMIT」に乗り換えるのは、おすすめできない状況だと思います。

ただ、これらの問題も、使い方によってはそれほど影響なく、使うことができます。


それでも「Rakuten UN-LIMIT」を使うメリット【無料で回線を維持できる】

新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、データの使用量に応じて、無料から2,980円の4段階の料金となっています。

1GBまでなら、なんと無料!!

しかも、「Rakuten UN-LIMIT VI」には、国内通話無料がついています。(Rakuten Linkアプリ使用)
データ通信1GB以下なら、0円で電話かけ放題です!!
(アプリを使用すると、通話でもデータを食いそうですが、それはありません)


使わなくなったiPhoneを子供の外出時に持たせるなど、ほとんどデータ通信はしないが、連絡手段を確保したい、といった使い方が無料で可能になります。


それでも「Rakuten UN-LIMIT」を使うメリット【eSIMでデータ通信が1年無料】

メインの回線は、機能制限があるので乗り換られないとしても、iPhoneのeSIMを利用すれば、1台のiPhoneに、今お使いの回線にプラスして「Rakuten UN-LIMIT」を追加することができます。


データ通信のみ「Rakuten UN-LIMIT」を使用するように設定できるので、楽天エリア内ならデータ無制限、エリア外でも5GBまで利用できます。
その分、主回線のデータ量が節約できますね。

今の回線はそのままなので、電話番号は変わらないし、緊急地震速報なども問題なく受信できます。

eSIMの詳しい利用方法はこちら。


そして、「Rakuten UN-LIMIT VI」は、1年間無料キャンペーンを実施中。
1年間無料で、データ通信が使えることになります。

ただし、キャンペーンは、300万回線限定。
2021年1月末で、すでに220万回線が契約されており、残りは80万回線を切っているので、お早めにどうぞ。

【追記】2月8日には250万回線を突破。わずか10日ほどで30万回線増え、ペースが上がっています。お早めにどうぞ。

【さらに追記】3月9日には300万回線を突破。1年無料キャンペーンは、4月7日まで継続されます。


それでも「Rakuten UN-LIMIT」を使うメリット【契約で5,000ポイントもらえる】


Rakuten UN-LIMIT VI」に申し込み、専用アプリ「Rakuten Link」を使うだけで、5,000ポイントがもらえます。

さらに、端末同時購入で、最大20,000ポイントももらえます。
端末代金以上のポイントゲット、端末実質無料にすることも可能です。

Rakuten UN-LIMIT VI」をちょっと使うだけでOK。
あとは、1年無料の期間だけ使っても、すぐ解約しても問題なし。

解約金も、MNP転出手数料もありません。


それでも「Rakuten UN-LIMIT」を使うメリット【楽天ポイントが+1倍】


楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物のポイントが、楽天ポイントが+1倍になります。

例えば、毎月2万円の買い物をする場合、年間24万円で2,400ポイントがもらえます。

通信を全く使わなくてもOK。回線の契約をしているだけで、ポイントアップになります。


それでも「Rakuten UN-LIMIT」を使うメリット【楽天ひかりも1年無料】


家庭用の光回線も1年間無料で使えます。
Rakuten UN-LIMIT V」と「楽天ひかり」を申込むと、両方を1年間無料で利用できます。


まとめ

iPhoneでの機能制限がある「Rakuten UN-LIMIT VI」は、今お使いの回線のMNPではなく、新規契約での利用がおすすめ。

・使っていないiPhoneを子供用に運用
・eSIMでデータ通信専用

という使い方なら、新規でも問題ないですね。

1年無料キャンペーンは、残り80万回線を切っていますので、終わる前にぜひ使い初めて見てください。

楽天の三木谷社長も「残り80万人。迷っていたら、使わなければ無料なので、いち早く申し込んでもらったほうがいい」と語っています。