前回は、デザインやiPadとの接続をレビューしましたが、今回はGPSの性能をチェックします。
GPSを試す前に、専用アプリ「Bluetooth GPS Status Tool
現在地の地図や、XGPS150のバッテリ残量が表示されます。また、右のレーダーみたいなのは、おそらくGPSの衛星の情報と思います。沢山のGPS衛星を捕捉することで現在地が分かるんですね。
では、GPS性能の検証へ。
検証は、XGPS150+iPad 2(Wi-Fiモデル)と、iPhone 4との比較で行います。GNS 5870のレビューと同様に「EveryTrail
XGPS150は付属のベルトを使って、ズボンのベルトループに取り付け。iPhoneはそのすぐ近くのポケットに入れました。
それでは、同時に測定スタート。自転車で移動開始。
左がiPad 2、右がiPhone 4のスクリーンショット。
私のiPad 2はWi-Fiモデルで、無線LANのない所ではデータ通信できない為、地図は表示されませんが、GPSの位置情報は記録されていきます。
こちらが結果。左がXGPS150+iPad 2、右がiPhone 4です。(iPhone 4はなぜか途中で切れてしまいました)
だいたい同じですが、詳しく見ると…
半屋外のショッピングモールでの移動記録。(ここでは徒歩で移動)
アーケードのようになっている場所が多く、iPhoneはほとんど途切れています(途切れた前後が直線で結ばれている)が、XGPS150+iPad 2は、しぶとく記録してくれています。ただし、若干誤差が大きめ。
ここは、特に障害物がない場所ですが、XGPS150+iPad は、ちょっと道からそれています。実際の移動経路はiPhone 4に近いです。
ということで、GPSの実力としては、どっちもどっちという感じ。大差はないと思います。
経路の生データを公開していますので、気になる方はどうぞ。→ XGPS150+iPad2/iPhone 4
Bluetooth接続でスマートにGPS機能を追加できるのはいいですね。しかも、アプリも関係無く使えます。(ちなみに、iPad 2のカメラで写真を撮ると、ちゃんと位置情報も載りました)
今後iPadやiPod touchを買い替えても使えますし、iPhoneでも、より感度のいい所へXGPS150を置くなど使い道はありそうです。
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