来週開幕のWWDC2011を構成するキーワードについて書く、2回目は「Lion」について。
昨年10月に「Back to the Mac.」と題されたイベントで発表されたMac OS Xシリーズの最新版。このイベントですでに多くの機能が紹介され、今年の2月には開発者向けにプレビューバージョンも公開されています。
既に発表済みの機能については、アップルのサイトや、過去記事をご覧頂くとして…
・この進化について来れるか!? Mac OS X Lion新機能紹介。App Store編
・この進化について来れるか!? Mac OS X Lion新機能紹介。フルスクリーン編
・この進化について来れるか!? Mac OS X Lion新機能紹介。Launchpad編
・この進化について来れるか!? Mac OS X Lion新機能紹介。Mission Control編
では、今回のWWDCでは、何が発表されるのか? 確実なのは、発売時期と価格。
既に前作のSnow Leopardリリースから2年近く経っています(全然そんな気がしないけど)ので、即発売でも不思議じゃありません。
即発売じゃなくても、iOS 5とは次期ずらしてきそうなので、確実にiOS 5が登場する9月頃までにはリリースされると思います。逆に「iCloud」がMobileMe
価格ですが、Snow Leopardでは3300円という衝撃価格でしたが、今回はどうなるか? 「Snow Leopard」は「Leopard」のマイナーバージョンアップ的な(でもないけど)感じがあったので、あの価格でしたが、今回は高くなるのか?或は、据え置くのか? 少々高くなったとしても、MobileMeな機能も包含されるなら、お得感はあるかな。
もう1つ可能性としては、新たな機能の追加。まだ隠し玉があるかもしれません。LionはiOSの要素をいろいろ取り入れているので、iOS 5の内容を新たに取り込むとか?例えば、 iOS 5で噂されている機能に、アプリの自動アップデート機能があるので、Mac App Storeで購入したアプリも自動アップデートされるとか…。
ただ「OS X Lion + iOS 5 + iCloud(+one morething?)」で長くても2時間には収めなきゃいけないと考えると、Lionはサラッと価格とリリース情報で流すかも?
最後に、噂として「LionはMac App Store経由のダウンロード販売される」というのがあります。そんなことが可能なのか?ちょっと不思議ですが、開発者向けのプレビュー版は、実際Mac App Storeで経由されているそうです。
ただ、頭の固いおっさんとしては、途中でインストールミスったらどうなんの?とか、iOSの様に外(Mac)からiPhone等をアップデートするならまだ分かるけど、パソコンのOSのメジャーアップデートまでダウンロードで提供されて、自分(Mac)で自分自身(Mac)をアップデートするというのは、なんか不安な気もする…。
すべては、7日午前2時からのWWDC基調講演で明らかに。このブログでも生で追いかけますので、ぜひ一緒に楽しみましょう。(もうあと24時間ちょっとか…)