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これぞ家庭用3Dプリンタの醍醐味!?「The Micro」で壊れた部品を作る!!

超小型の3Dプリンタ「The Micro」で、いろいろ作ってみるシリーズ。第3回。
 
今回は、ホビー的な要素の強いと思う3Dプリンタですが、家庭用ならば、ぜひこんな使い方もしてみたい!! というお話です。
 

 


こちらは、アウトドア用の食器セットのケースなのですが…
 
 

フタをロックするパーツが1つ、随分前から壊れたままです。
ということで、今回はこのパーツを自作してみようと思います。
 
 

まずは、部品の3Dモデルを作成。
現物の寸法を測りながら、モデルを作ります。これができれば、8割完了ですが、なかなか大変な作業。
 
 

3Dプリンタのソフトに読み込んで、プリントの設定をします。
 
 

いろいろ設定がありますが、「Print Quality」と「Fill Density」が、造形にかかる時間に影響します。
 
今回は、強度が重要なので「Fill Density」を「Full」に設定。
「The Micro」は、モデルの中を自動的に空洞にして、材料と時間を節約してくれますが、「Fill Density」を「Full」にしておけば、中が詰まった造形となります。
 
 

造形時間のは、1時間35分。小さな部品ですが「Full」設定は、時間がかかります。
 
 

造形開始。
 
 

で、完成。
でも、なんか変ですが…
 
 

3Dモデルにあった、この部分が、完成品にはありません。
モデルの作り方がまずく、見た目はあるんですが、データ上は認識されてなかったみたい。3Dモデル作成は奥が深い..。
 
 

あまり細かい造形も難しく、丸く作ったはずのピンの部分も、かなりいびつ。
これで、使えるかなぁ…。
 
 

おっ、ハマった!! はめるときに、結構な負荷が細いピンにかかりましたが、折れることなく、入ってくれました。
ちゃんとパタパタできます。
 
 

うんうん、ロックの感触もいい感じです。
 
 
見た目はイマイチですが、機能的には全く問題無し。成功です。
家族の反応も「お父さん、すごーい!!」をいただきました。これが、家庭用3Dプリンタの醍醐味な気がしました…。
 
また、何か手頃なものが壊れないかなぁ…と、イケナイこと思ってしまう今日この頃です。
 
 
 
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