本日発表された「iPhone 13」シリーズ。
「iPhone 12」と同じく、4モデルの構成ですが、今回は上位モデルの「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」について、その特徴をまとめておきます。
目次
デザイン
デザインは「iPhone 12 Pro」とほとんど変わりませんが、微妙に違います。
主な違いは、カメラが大きくなっていること。
「iPhone 12 Pro」と比べると、この差です。
サイズは、高さ、幅ともに同じですが、厚みが7.4mmから、7.65mmにアップ。
カメラの出っ張りもアップしているようなので、全体ではさらに厚くなっていると思われます。
重さも増えています。
Proが、189gから203gにアップ。
Pro Maxは、228gから238gに。
(米国版は、Pro:204、Pro Max:240gになっています。「iPhone 12 Pro」同様、日本版は5Gの「ミリ波」非対応なので、その差かな?)
カラーバリエーションも変わりました。
「iPhone 12 Pro」で登場したパシフィックブルーは無くなりました。
新色シエラブルーが加わりましたが、パシフィックブルーとは打って変わって、薄めのブルーですね。
外観ではないですが、ディスプレイ上部中央のノッチ(切り欠き)が20%小型化しています。
A15 Bionic
世界最速のスマートフォンチップです。
GPUは4coreから5coreに。
ほかのスマートフォンのチップよりも最大50%速いグラフィックス性能を発揮するそうです。
性能は大幅にアップしながら、バッテリ駆動時間が伸びているのも、「A15 Bionic」のおかげでしょう。
カメラ
イベントのムービーでも、カメラの存在が強調されていましたが、そのサイズだけでなく、スペックも向上しています。
「iPhone 13 Pro」の最大の特徴かもしれません。
「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」は、少しスペック差がありましたが、「iPhone 13 Pro」では、スペックは統一されているようです。
マクロ撮影が可能に
新しい超広角カメラは、わずか2センチの距離のマクロ撮影が可能になりました。
光学ズームは3倍に
光学ズームインは、2.5倍から3倍に。
デジタルズームも12倍から15倍にアップしています。
シネマティックモード
動画撮影に、シネマティックモードという新機能が追加されました。
映画などでよく見る、同じ画角で、ピントが手間の人物から、奥の人物に変わるような「ピント送り」という手法が、シネマティックモードでは自動で行えます。
被写体の動きに合わせて、ピントが自動で切り替る機能です。
さらにさらに、撮影後に、ピントを変更することもできちゃいます。
文字では説明しきれないので、イベントの動画を見ていただくのが早いです。
47分ごろです。
さらなる進化を遂げた「iPhone 13 Pro」のカメラですが、最近のカメラ性能が高すぎて、プロレベルの話になりすぎて、一般ユーザーがついて行けないレベルになっている気もします..。
ディスプレイ
サイズや解像度は変わりませんが、新たに「ProMotion」が搭載されました。
すでに、iPad Proにも搭載されている機能で、リフレッシュレートが最大120Hzになります。
画面の表示内容に合わせて、リフレッシュレートが自動で変更されます。
例えば、web画面をフリックして表示内容が素早く変わり場合は120Hzに。画面が静止している場合は10Hzになるなどします。
リフレッシュレートは、バッテリーの駆動時間にも影響するため、自在に変更することでバッテリー消費を抑えることができます。
これまでのiPhoneのリフレッシュレートは60Hzで、120HzのiPad Proを触った時は、かなりぬるぬる動くように感じました。
明るさも最大25%アップしており、日光の下でもより見やすくなっています。
バッテリ駆動時間
ここまで性能がアップしても、バッテリ駆動時間は長くなります!!
「iPhone 13 Pro Max」は、iPhone史上最長となりました。
「iPhone 13 Pro Max」は、最大2.5時間、「iPhone 13 Pro」は最大1.5時間長くなったと説明されています。
しかし、詳しい値を見てみると、
iPhone 13 Pro | iPhone 12 Pro | |
---|---|---|
ビデオ再生 | 最大22時間 | 最大17時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大20時間 | 最大11時間 |
オーディオ再生 | 最大75時間 | 最大65時間 |
「最大1.5時間長く」というのは、カメラやゲームなどの重い処理も含めて、いろいろな使い方をしたトータル平均ということなのだと思われます。
動画再生で主に使う方は、もっと長く使えるようになりそうです。
その他
その他の「iPhone 12 Pro」からの変更点をまとめます。
1TBモデルが登場
容量は、128GB、25GB6、512GB、1TBの4つに。
eSIMがデュアル
デュアルeSIMがサポートされました。
価格
税込価格です。
iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | |
---|---|---|
128GB | 122,800円 | 134,800円 |
256GB | 134,800円 | 146,800円 |
512GB | 158,800円 | 170,800円 |
1TB | 182,800円 | 194,800円 |
ProとPro Maxの価格差は1.2万円となっています。
「iPhone 13」とは、2.4万円差です。
発売日
9月17日午後9時から予約受付を開始。
9月24日から発売されます。
「iPhone 12 Pro」は販売終了。
iPhoneのラインアップはこのようになりました。
ちなみに、管理人の「iPhone 12 Pro 256GB」から「iPhone 13 Pro 256GB」に乗り換えだと、下取 71,000円なので、63,800円で購入できます。
まとめ
新しくなった「iPhone 13 Pro」。
カメラとディスプレイの性能アップが目玉。そして、それらを支える「A15 Bionic」。
駆動時間が長くなったり、ノッチが小さくなった点も見逃せません。
価格が高いだけに、「iPhone 12 Pro」からの乗り換えはちょっと悩むけど、それ以前のiPhoneからは、ぜひ買い替えを検討されてはいかがでしょうか。
「iPhone 13」シリーズも、12と同様に充電器が付属していません。
充電器を検討される方は、こちらの記事もどうぞ。
2020年発売の「iPhone 12」以降、「iPhone 13」「iPhone 14」シリーズは、付属品がケーブルのみ。それまでのiPhoneに付属していた充電器(電源アダプタ)は付属していません。しかも付属のケーブルも、従来の「USB-A Lightningケーブル」ではなく、「USB-C Lightinigケーブル」に変更。いままでのiPhoneに付属の充電器では使用できません。(従来のUSB-Aのケーブル&充電器を使えば、遅いですが充電は可能です。)(「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」には、USB-Cのケーブルと、USB-C充電器が付属でしたので、そのまま使えます。)でも、... 本体だけじゃ使えない!! iPhone 14/13/12を高速充電できる「USB-C充電器」のまとめ。 - iPhone + iPad FAN (^_^)v |
ケースのセールも始まっています。
発表されたばかりの「iPhone 13」ですが、早速対応ケースやフィルムのセールがスタートしています。SpigenSpigenは、iPhone 13シリーズ用ケース・ガラスフィルムの発売を記念して、Yahoo/PayPayモールで30%FFクーポンセールを開始しました。最新iPhoneのアクセサリが、いきなり30%OFF。セール期間は、9月17日(金)まで。CYRILLiPhone 13シリーズ用のケース「カラーブリック」、「レザーブリック」、「セシル」、「クラシックチャーム」の30%OFFセールを開始しています。セール期間は、9月19日まで。 最大30%OFF!! 早くも「iPhone 13」用ケースのセールがスタート。 - iPhone + iPad FAN (^_^)v |