本日、iOS 4が登場しましたので、今回はiPhone 4だけの「Retinaディスプレイ」の巻。
3.5インチのサイズに960×640ピクセルを詰め込んで、解像度326ppiにしたのが、Retinaディスプレイ。「Retina」は「網膜」という意味で、人間の網膜が識別できるのが300ppiを超えていることから、その名が付けられています。
これまでのiPhone 3GSの4倍のピクセル数は、凄そうですが、実は300ppiは、日本の携帯ではそれほど珍しい値でもないみたい。
世界的にはわからないけど、高機能で売ってきた日本のガラケーは、ざらに300ppiを超えている機種があるようです。
前にも書きましたが、私がiPhoneの前に使っていた3年前の機種「SoftBank 911T」計算したら300オーバーでした。
でも、アップルがこれだけ強調するんだから、Retinaディスプレイは、きっと我々を魅了してくれてはず。
ディスプレイのスペックを見てみると…
・960×640ピクセル 解像度326ppi
・800:1コントラスト比(標準)
・最大輝度 500 cd/m2(標準)
・耐指紋性撥油コーティング(両面)
とのことで、解像度以外にも強力(そう)なスペックが並んでいます。これらが、総合的に作り上げてくれるのが、網膜ディスプレイなのかもしれません。
ただ、あまり携帯電話のディスプレイでここまで詳細なスペックを謳っているモノがないので、比較しずらいですが…。
レビュー記事を読んでいると、目が疲れにくい、という話しもあります。私も、仕事でパソコン、休憩時間には、iPhoneと、目を酷使し続けて、午後には目がしょぼしょぼ..。
ずっと見続ける大切なものだけど、スペックの注目度としては、それほど高くない「ディスプレイ」というパーツの大きな変革は、3GSで体験させてもらった様な「僕らが本当に欲しかった機能はこれだったんだ!!」という感覚を、再び体験させてくれるのかもれませんね。
これまでの予習記事
・最後はFaceTime編
・Retinaディスプレイ編
・ 写真編
・HDビデオ撮影&iMovie編
・マルチタスキング編
・フォルダ編