iPhone 3G S発表までの数ヶ月間、ほんとうにいろいろな噂が流れました。
結局、iPhone 3G Sに採用された新スペックは、ほとんどが噂で上がっていたものでしたが、逆に噂にはあったけど、実際には搭載されなかったものも山ほどあります。
ということで、本当だった噂、デマだった噂を検証してみたいと思います。今後、ダマされないためにも役にたつかも…。
まずは、ウソだった噂から。
・OLEDスクリーン(有機EL)採用
・縁のメタル部分がブラックに
・背面がマット素材に(こちらは実在するという情報もあり)
・アップルロゴが光る
・低消費電力の802.11n搭載
・廉価版とハイエンド版
・HD対応
・FM(トランスミッタ)内蔵
・7月17日発売
・iPhone mini
・3モデル6機種
・インカメラ搭載
・WWDC発表当日発売
・「iPhone Video」
いや~、挙げれば沢山あるもんです。もちろん全部信じていたわけではないですが、一部は完全にダマされました。
今考えれば、なんで?って思う様な仕様も沢山ありますが、信じちゃうんですよね…。
この中には、次期iPhoneで採用されるものもあるのかなぁ?
続いては、本当だった噂。
・300万画素オートフォーカスカメラ(320万画素という噂も多かった。CCDは320万画素で、撮影サイズは300万画素?)
・32GBモデル登場
・デジタルコンパス搭載
・デザインに変更無し
・ディスプレイは現行通り
・プロセッサの高速化
・バッテリ駆動時間が長くなる
・ビデオ撮影と編集機能
といったところ。
沢山のソースからでていた内容は、やはり当っていたものが多い様です。
1つ傾向としては、「否定系の噂は真実」というのが言えるかもしれません。
例えば、「背面がマットになる」「縁のメタル部分がブラックに」という噂が挙っていたのに対して「デザインに変更無し」という噂は真実でした。
また、「有機EL搭載」という噂に対して「ディスプレイは現行通り」は真実でした。
「何か新しいことがある」という噂に対して、わざわざそれを否定するような噂、あるいは、現状維持系の噂は、信憑性が高そうです。
(ただ、現状維持という噂はつまらないので、本当で有って欲しくないんですけどね。)
で、今回いろいろな所から噂が出てきたわけですが、どこが一番真実に近かったのか。私は、ここじゃないかと思います。
という記事。
ここに書込まれたというスペックは…
・プロセッサの高速化 400MHz → 600MHz
・RAM 128MB → 256MB
・3.2Mオートフォーカスカメラ
・デジタルコンパス
・FM
・16GBと32GBモデル
・ディスプレイは現行通り
・バッテリも変更無し
・デザインに変更無し
というもの。ほとんど当っていますね。
「バッテリ変更無し」というところが怪しいですが、iPhone 3G Sの駆動時間の改善は、おそらくバッテリ容量自体ではなく、内部処理的な改善によるものだと思われる(バッテリ容量が増えているなら、3Gの通話時間とかも長くなるはずだから)ので、当っているかもしれません。正確なところはバラしを待つ必要がありますが。
「ディスプレイは現行通り」「デザインに変更無し」という否定系も当てています。
唯一「FM」というのがはずれていますが、Nike+か何かと間違えたとか?
間違いが一件としても、かなりの正解率。中国サイトの投稿は、侮れないかも。