WWDC22の基調講演で発表された、M2搭載の新型MacBook Air。
初めてのM2搭載、そしてMacBook Airシリーズ伝統のくさび型デザインを一新したフラットデザインに、新カラー!!
これは気になっちゃいます!!!
でも、管理人のM1のMacBook Air。
まだ2年目のMacBook Airから買い換える価値はあるのか?
これから購入を考えている方も、M1とM2の迷われている方も多いかもしれません。
ということで、M1とM2のMacBook Ariを徹底比較です。
デザイン・カラー
冒頭にも書いたように、全く新しいデザインとなったM2 MacBook Air。
初代から続いた先端に向かって薄くなるくさび型デザインが刷新されました。
MacBook Proに似た、完全にフラットなデザイン。
サイズは、
M1:0.41~1.61 x 30.41 x 21.24cm、1.29kg
M2:1.13 x 30.41 x 21.5cm、1.24kg
厚さは、最大1.61cmから1.13cmに薄くなっています。
それ以外は、数値的には大きな変化はありません。
ただ、M2 MacBook Airには、まあまあ大きな突起があります。
かなり飛び出したゴム脚。1.13mmには、この脚の寸法は含まれていません。
M1 MacBook Airにも脚はありますが、スリムなデザインになっています。
M2は、狭いカバンに入れる場合は、脚がひっかかることがあるかもしれません。
印象としては、薄いと感じるかもしれないし、厚いと感じるかもしれないし..。現物を見てみないとわかりませんね。
カラー
M1は、ゴールド、シルバー、スペースグレイの3色。
M2は、シルバー、スターライト、スペースグレイ、ミッドナイトの4色。
スターライト、ミッドナイトは、iPhoneにはあるカラーですが、MacBookとしては初採用となります。
チップ
搭載されるチップは、M1とM2。
M2は、M1に比べて25%大型化。
その構成、パフォーマンスについて、AppleはM1との比較を以下のように表現しています。
「M1より25%も多い200億個以上のトランジスタ」
CPUは「M1より最大18%高速」
グラフィックス性能は「M1より最大35%高速」
「メモリ帯域幅はM1より50%も広い」
「M1より25%も多い200億個以上のトランジスタ。」
「100GB/sのメモリ帯域幅はM1より50%も広いので、複数のアプリを使ったマルチタスキングも流れるようです。」
ビデオ編集のパフォーマンス:1.4倍
イメージフィルタとエフェクトのパフォーマンス:1.2倍
ゲームのパフォーマンス:1.3倍
シーン編集検出のパフォーマンス:1.6倍
写真合成のパフォーマンス:1.4倍
ビデオトランスコードのパフォーマンス:3倍
画像アップスケーリングのパフォーマンス:1.2倍
処理によって差はありますが、1.2〜3倍のパフォーマンスとなっています。
また、M2は以下の「メディアエンジン」を搭載。
- ハードウェアアクセラレーテッドH.264、HEVC、ProRes、ProRes RAW
- ビデオデコードエンジン
- ビデオエンコードエンジン
- ProResエンコード/デコードエンジン
該当する処理は、特に高速化が期待できます。
ディスプレイ
ディスプレイサイズは、13.3インチから13.6インチに。
解像度は、2,560×1,600ピクセルから2,560×1,664ピクセルにアップしてます。
M2は、左右と上辺のベゼル幅が同じになりスッキリした印象。
ただし、上部中央にノッチはあります。
また、M1は「Retinaディスプレイ」に対して、M2は「Liquid Retinaディスプレイ」に。
「Liquid Retinaディスプレイ」にの定義は明確ではないですが、ディスプレイの形状(角が丸い)や高輝度などであることが特徴です。
カメラとオーディオ
FaceTimeカメラは、720pから1080pに。
スピーカーは、ステレオスピーカーから、4スピーカーサウンドシステムに。
M2は空間オーディオにも対応しました。
充電・電源
M1はUSB-Cでの充電ですが、M2はMacSafe3に対応。ボディと同色のケーブルが付属します。
電源アダプタは以下の通り。
M1:30W USB-C電源アダプタ
M2 8コアGPUモデル:30W USB-C電源アダプタ
M2 10コアGPUモデル:デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ
話題の「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」は、M2の10コアモデルに付属。
8コアモデルも、+3,000円でデュアル35Wに変更できます。
ポート
どちらもThunderboltを2ポート搭載。
M2は、さらにMagSafe 3充電ポートを搭載しているので、充電しながらでもThunderboltが2ポート使用可能です。
その他細かな変更
その他、細かな変更点をまとめておきます。
- M2ではファンクションキーがフルハイトに
- バッテリー容量、M1:49.9Wh、M2:52.6Wh
- M2は3.5mmヘッドフォンジャックがハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応
- メモリ、M1:8GB/16GB、M2:8GB/16GB/24GB
全く変わっていないところもまとめておきます。
- バッテリ駆動時間(インターネット:最大15時間、ムービー再生:最大18時間)
- Wi-Fi・Bluetoothの仕様
- Touch ID
- トラックパッド
- ストレージ:256GB/512GB/1TB/2TB
価格
M1 8コアCPU/7コアGPU、8GB/256GB:134,800円(旧価格 115,280円)
M2 8コアCPU/8コアGPU、8GB/256GB:164,800円
M2 8コアCPU/10コアGPU、8GB/512GB:208,800円
価格は、3万円差。
ただしM1の旧価格と比べると、約5万円の差となります。
今のところAmazonなどでは、旧価格で購入可能となっています。(5%ポイント還元あり)
まとめ
M1とM2の主な違いをまとめると…
- デザイン、カラー
- おおむね10〜30%程度のパフォーマンスの向上
- サウンドシステムの向上
- MagSafe 3対応
で、価格は+3万円。
意外と性能差は少ない印象。
用途的にM1で十分という方も多いのではないでしょうか。
旧価格なら5万円差があるので、M1でもスペックが足りるなら、そちらがおすすめですね。
ただ、新デザイン、新カラーはやっぱり気になっちゃいますよね!!
管理人は、M1をM2購入を検討中。
M1が円安で値上げされたので、メルカリなどで高く売れるんじゃないかな?という期待もあるし。
M2 MacBook Airは、7月発売予定。
予約開始時期などは現時点では不明です。(ビックカメラでは予約受付準備中となっています)
M1 MacBook Airを旧価格をお探しの方はお早めにどうぞ。
コメントを残す