DIGITIMESさんが、アップルが新型iPadを9月にも発表するかもしれないと伝えています。
次期iPadは、現行と同じ9.7インチで、シャープ製のIGZOパネルを採用しているそうです。
現行のiPadは、Retinaとなったものの、Retinaディスプレイはバッテリ消費量が多いため、旧モデルよりもバッテリ容量を拡大。結果、厚みが増していました。
IGZOパネルは「トランジスタを小さくでき、小さくなる分だけパネルを通る光の量が多くなる。このため、より少ないバックライトの光量でもこれまで同様に精細な表示が可能で、低消費電力に繋がると」とのことで、小さなバッテリでも長時間の駆動が可能になります。
アップルは現行のiPadでIGZOの採用計画していましたが、間に合わず、現行モデルとなったという噂もあります。つまり、現行モデルは暫定版で、IGZOを搭載したiPadがアップルの本命なのかもしれません。(でなきゃ、半年で新モデルなんてありえないと思う…)
Foxconnとシャープの提携とのいうのもありましたし、次期はわからないにしろ、IGZO搭載は確実かな。
以下、IGZOの特徴です。(ケータイWatchさんより)
従来よりも移動しやすい特性があるため、薄膜トランジスタを小さくでき、小さくなる分だけパネルを通る光の量が多くなる。このため、より少ないバックライトの光量でもこれまで同様に精細な表示が可能で、低消費電力に繋がるとしている。シャープの実験によると、10インチ、フルワイドXGAサイズ液晶で比較した場合、消費電力は1/3削減できたという。
さらに、既存のアモルファスシリコンの生産工程に若干の改良を加えることで、IGZO液晶の生産ラインに生まれ変わることも特徴となっている。大きな投資をすることなく新技術の液晶パネルが開発できるため、コスト競争力の面でもメリットがあるとしている。
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