The Wall Street Journalさんが、スティーブ・ジョブズ氏に行ったインタビューで、「iPhoneとiPod touchは今年のホリデーシーズンの携帯ゲーム市場で成長しうるデバイスになる可能性がある。」と述べたそうです。
ITmediaさんの記事でも、アップル、任天堂、ソニー、ゲームメーカ、ユーザーの声などから、iPhone/iPod touchのゲーム機としての可能性について伝えています。
セガがiPhoneおよびiPod touch向けに提供している10ドルの「スーパーモンキーボール」は50万本以上売れた。デバイスを傾けることでボールを転がし、迷路の中を進んでいくゲームで、その売り上げはDSやPSP向けのゲーム――高いもので40ドルになる――ならヒットと考えられるレベルに達したという。
同氏によると、App Storeでダウンロードされた2億本を超えるプログラムのうち、約4分の1がゲームだという。そのうちほとんどが、iPhoneとiPod touchの需要を高めるとAppleが期待している無料ゲームだ。
Appleがゲームに進出する以前から、任天堂は同社がライバルになると思っていたと、任天堂米国法人の社長兼COO(最高執行責任者)レジー・フィルス-エイム氏は語る。「ユーザーがDSでゲームをすることを選ぼうと、iPodで音楽を聴くことを選ぼうと、われわれは既に同じ土俵に立って時間を奪い合っている」
ソニーはAppleを大きな脅威とはとらえていない。ゲームはAppleのデバイスにとって二次的な目的だからだと、PSPハードウェアマーケティングディレクター、ジョン・コーラー氏は言う。「コンシューマーはiPhoneやiPod touchでのモバイルゲームをひまつぶしとして利用している」
2億本のダウンロードというのは凄い数値ですね。App Storeがオープンして、まだたったの4か月ですよ。
ゲームだけで5000万本。ただ、そのほとんどが無料ゲームとの事。(私もかなり貢献してるなぁ。)これが、大量の無料ゲームがいいことなか?ちょっと疑問がありますが、これはまた次回書きます。
任天堂は、iPhoneをライバルと捉え、ソニーはiPhoneを暇つぶし扱い。「時間」に対して捉え方が全く違いますね。やっぱり任天堂はわかってるなぁ…と思ってしまいます。
他にも興味深い内容がギッシリですので、ぜひ元記事をどうぞ。
いろいろ意見はありますが、まだまだiPhone&iPod touch、そしてApp Storeは始まったばかり。これから、スクエニのタイトルが今冬中に配信開始されますし、国内の有力メーカも続々参入するでしょう。ソフトメーカがiPhoneの魅力をどれだけ引き出してくれるか、はやりiPhoneのゲーム機としての未来は、ソフトメーカが握っていると思います。
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