アップル VS Samsung訴訟で、SamsungがiPhone/iPad販売中止を請求。

マイコミジャーナルさんに、米国でのiPhone/iPad販売を阻止 – Samsungが米ITCに求めるという記事が掲載されていました。
 
記事によると、Samsungが、国際貿易委員会(International Trade Commission: ITC)に対して、同社の特許を侵害する製品としてiPhone/iPad/iPodなどを挙げ、これらの製品の米国での流通を阻止する請求を行ったそうです。
 
アップルが、Samsung製品がiPhone/iPadに似過ぎているという件で、訴訟を起こしたのが4月。その後、アップルがSamsungの次期製品の提出を求めたり、Samsungからはその逆の要求があったり、米国以外でも訴訟が起こったりと、かなり泥沼化の様相…。
iPhone/iPadの流通禁止が請求されたからといって、これがすぐに認められる事はない(審査には短くて1~2年かかる)らしいですが、アップル VS Samsungの訴訟は、まだまだ長引きそうですね。
 
 


ただ、両社の取引の関係が、この訴訟によって全面的になくなる程の影響力があるのかは、よくわかりません。
iPhoneのサプライヤーとして、Samsungは重要だし、Samsungからもアップルは大きな顧客。そのあたりも、両社わきまえた上で交渉が進むでしょうし。
 
先日報道された、「A6」の製造を、「A5」を生産して来たSamsungから、TSMCに変更するという話しについても、

こうした噂は荒唐無稽なものではなく、特定部品のサプライヤ1社依存を嫌うAppleにとっては自然な流れで、なおかつ昨今のSamsungの行動を考えれば、むしろその関係が正常に続いていることが不思議に思えてくる。

と、記事では書いています。こういうのも、駆け引きの1つのなのかも、しれないけど。
 
とにかく、製品に大きな影響が出る様なことにだけはならないように、早めに和解して欲しいですね。
(個人的には、Samsungの似過ぎは、素直に是正されるべきだと思いますが..。)
 

1 個のコメント

  • サムスンの逆提訴というのは、
    日本的に言うと、まさに
     
    「盗人猛々しい」と言える行為で
     
    国際社会で非難されようとも
     
    韓国、中国ではあたりまえの行為なのかな。