「USB Power Delivery」規格に対応した「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」のレビュー、中編です。（前編）
今回は、新しいMacBook Proの充電に使えるのか？考えてみます。
前回書いた様に、MacBook Proの電源アダプタも、USB PD仕様なので、同じUSB PD仕様の「PowerPort+ 5」なら、充電できるかも？と考えました。
もし使うことができれば、純正アダプタに比べて、価格は大幅に安いですし、サイズは大きいですが、他のUSB機器も充電できるというメリットもあります。
ただ、「PowerPort+ 5」は、「5V,3A、9V,3A、15V,2A、20V,1.5A」の出力なのに対して…
MacBook Pro（13インチモデル）の電源アダプタは、「20.3A,3V、9V,3A」という仕様。
この差がどうなるのか？
ワット数でいうと、
MacBook Proの電源アダプタ：20.3A,3V≒61W
PowerPort+ 5：9V,3A=27W、15V,2A=30W、20V,1.5A=30W
となります。
普通に考えると、容量が小さいと無理そうですが…
Youta Cannelさん
新型「MacBook Pro（Late 2016）」はモバイルバッテリーで充電できるのか
という記事によりますと…
「USB-C」を搭載した12インチ「MacBook」はモバイルバッテリーで充電できます。そして先日発表された「MacBook Pro（Late 2016）」も「USB-C / Thunderbolt 3」を搭載します。
ここで素朴ですが、新型「MacBook Pro（Late 2016）」はモバイルバッテリーで充電できるのかという疑問が僕の中に生まれました。ということでAppleサポートにチャットで聞いてみたので、できるのか・できないのかお伝えしたいと思います。
（中略、アップルに確認されています。）
とのことで、新型「MacBook Pro（Late 2016）」は「USB-C」接続に対応したモバイルバッテリーであれば充電できるとのこと！！
とのことです。また、
部長ナビ
MacBook Pro 13インチ（2016）に、大容量モバイルバッテリー（12インチ対応）で充電できるのか試してみた（Anker、cheero）
という記事では、MacBook（12インチ）を充電できるモバイルバッテリ２種類（15W仕様）で試したところ…
しばらく作業していると、給電状態になり、ジワジワと残バッテリーが減るという事態になりました
とのことです。
「使えることは使えるが、実用に至るかは、バッテリのスペック次第」という感じですね。
「PowerPort+ 5」は、30Wまで行けるので、15Wのバッテリよりは、実用的に使える可能性はありそう。
次回いよいよ充電に挑戦です。
→後編へ
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