Appleが先日発売した新型のUSB-C充電器「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」(長い..)。
長らくMacBook用の充電器は、サイズの異なる同じデザインのものでしたが、久々の新デザインで、しかも2ポートで注目が集まりました。
しかし、Apple純正以外では、すでに2ポート以上の充電器も溢れており、純正のスペックやコスパは他社と比べてどうなのかも気になるところ。
ということで、今回は「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」とそのライバル機種の比較をまとめておきます。
目次
「デュアルUSB-Cポート35W」のスペック
まずは、「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」(以下「Apple純正35W」と表記)のスペックを確認しておきます。
出力:最大35W(1ポート使用時35W、2ポート使用時17.5W+17.5W)
サイズ:幅50mm x奥行50mm x 高さ30mm
重量:105g
プラグ:折り畳み式
最近のiPhoneやiPadは、20Wで最高速充電できるモデルが多いので、それに近い17.5Wで2つのデバイスを同時に充電できます。
「Apple純正35W」は、7月発売のM2搭載MacBook Airの上位モデルにも付属しますので、1ポートの使用ではMacBook Airが高速で充電できます。
従来のAppleの充電器とは打って変わって、横にも幅のあるデザインが特徴的。
壁のコンセントに挿すときはスリムに収まりますが、テーブルタップでは隣の邪魔になることもありそう。
主なライバル機種
「Apple純正35W」に近いスペックの他社製充電器をまとめておきます。
Anker 521 Charger
「Anker 521 Charger (Nano Pro) USB PD 40W USB-C 急速充電器」
Ankerの40W、2ポート充電器。
2ポート使用時も20Wの出力が可能です。
サイズは小さいのですが、プラグが折り畳めないのが、ちょっと残念。
¥ 4,790
CIO NovaPort DUO 45W
最近よく聞くようになったメーカー、CIOの2ポート45W充電器。
こちらも2ポート使用時は、各20Wです。
今回ご紹介する充電器の中では最もコンパクト。なおかつプラグは折り畳み式です。
¥ 3,980
30Wの「NovaPort DUO 30W」もあります。サイズは45Wと同じです。
Aukey Swift Duo 40W
Amazonを出禁となってしまったAukeyの2ポート,40W充電器。
今回ご紹介する中では最も大きいサイズとなりますが、価格は最安です。
¥ 2,240
エレコム
老舗のエレコムからも2ポート,40W充電器が登場しています。
サイズと価格のバランスが取れた製品になっています。
¥ 3,135
スペック比較表
メーカー | Apple | Anker | CIO | Aukey | エレコム |
---|---|---|---|---|---|
製品名 | デュアル USB-C ポート搭載 35W コンパクト 電源アダプタ | 521 Charger | NovaPort DUO 45W | Swift Duo 40W | MPA-ACCP25 |
外観 | |||||
カラー | ホワイト | ホワイト ブラック ブルー パープル | ホワイト ブラック | ホワイト ブラック | ホワイト |
サイズ | 50x50x30mm | 34.8x34.1x45.7 mm | 45x36x28mm | 52×52×30mm | 47.5×28×47.5 mm |
重さ | 105g | 85g | 78g | 107g | 78g |
プラグ | 折り畳み式 | 固定 | 折り畳み式 | 折り畳み式 | 折り畳み式 |
最大出力 | 35W | 40W | 45W | 40W | 40W |
2ポート 使用時出力 | 17.5+17.5W | 20+20W | 20+20W | 20+20W | 20+20W |
価格 | 7,800 | 4,790 | 3,980 | 2,240 | 3,135 |
「Apple純正35W」以外は、CIO NovaPort DUO 45Wが唯一45Wの他は、ほぼスペック横並び。
CIO NovaPort DUO 45Wは、45Wでありながら、サイズは最もコンパクトなので、ちょっと抜きに出ていますね。
Ankerはカラーが魅力だし、Aukeyは価格で優位。それぞれ特徴ありますね。
まとめ
ライバル機種と見比べると、「Apple純正35W」がちょっと見劣りしますね。
まず価格が他の2〜3程度なので、選択肢から消えちゃいます…。
もちろん純正の安心感はあるのですが、Ankerなども十分安心感あるし。
かなり激戦区のクラスへの後発での投入だったので、もうちょっと頑張って欲しかったかな。
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