元日早々、レビューざんまいのしゅん爺です。(in 嫁の実家。完全アウェーです。笑)
本年一発目のiPhoneアクセサリレビュー「TV&バッテリー」、箱開け&外観チェックに続きましては、充電機能をチェックします。
充電に関する仕様は、取説によると…
バッテリ容量は1200mAh。iPhoneのバッテリが空の状態から充電にかかる時間は、100分となっています。
早速、TV&バッテリーを満充電にして、バッテリが空のiPhoneへの充電を開始。
TV&バッテリーの出力仕様が500mAだったので、不安がありましたが、空の状態からのiPhoneを問題なく充電開始できました。
iPhone 2.2では、充電に必要な電力が「1A以上」から「500mA」に変更なったらしいので、そのためかな?と思い、2.1を入れた初代iPhone(同様にバッテリは空)でも試してみましたが(右の写真)、こちらも充電可能でした。仕様よりも実際はパワーに余裕があるのかな?
充電開始から45分経過。iPhoneの充電は6割程度。TV&バッテリーの残量を示すランプはオレンジ(バッテリ残量30~70%)。
この残量ランプの表示は、本体右サイドにある電源スイッチを押すとランプが点灯するのですが、TV&バッテリーの電源がOFFだと確認できないため、一度電源をON
しなければなりません。確認の手順をまとめると…
1.電源スイッチを押し、TV&バッテリーの電源を入れる
2.TV&バッテリーが起動するまで20秒間待つ。
3.もう1度電源スイッチを押して、残量を確認。
4.電源スイッチを3秒以上押して、電源を切る
(電源をOFFしないとバッテリが消耗してしまう為。放っておくと5分で電源OFF)
と、かなり面倒です。
充電開始から75分で、残量ランプが赤(30%以下)に。
さらに、20分ほどで、iPhoneのバッテリ表示が「稲妻マーク」から「コンセント」に変わり充電終了(TV&バッテリーのバッテリが空になった)です。ほぼ仕様の通りですね。
iPhoneの充電状態は約80%。iPhoneの内蔵バッテリが1400mAhで、TV&バッテリーのバッテリが1200mAhですので、これも仕様通りですね。
iPhone専用だけあって、全く問題なく仕様通りの動作でした。
ただ、気になる点が1つ…
当初の発表では、ワンセグ連続視聴時間は3時間となっていたのですが、約2.5時間に変更されています。
ワンセグが見れて外付けバッテリにもなる、はずですが、両方をガッツリというわけにあ行かなそうですね。過度な期待は禁物です。
やっぱりもう1個あった方が安心ですね。私のオススメ外付けバッテリ、eneloopのレビューはこちらです。
(iPhone2.2の500mA対応で、よりコンパクトなKBC-L3Sも使えるようになったという情報もあります。)
次回は、ワンセグ機能をチェック!! →ワンセグ視聴編
iPhone 3G対応の充電、バッテリ関連グッズはこちらです。
もう1つのワンセグ視聴、TVPlayerのレビューはこちらです。
いつもお世話になっております。
充電についてのコメントはこちらでよろしいでしょうか?
iPhoneOS2.2における充電電流について、(ACからですが)測定してみました。
iPhone側からは、ACもモバイルバッテリーも区別は付かないと思うので、およその参考になるかと思います。
空っぽの状態:約850[mA](←以前と変化無し?)
↓ ↓
バイブ振動後
↓ ↓
赤の状態:約750[mA](←以前より100[mA]程度低下)
さすがに赤状態から500[mA]出力の機器でiPhoneに充電というのは難しそうですが、仮に三洋電機が1.5倍程度の出力マージンをみて設計しているのであれば、L3S等でもこの季節だと充電できるのではないでしょうか?
#頑張って750[mA]程度出力しているものと思われます
結論としては、以下3点になります。
(1)以前のOSに比べると、必要な充電電流は約100[mA]程度低下した模様
(2)5[V]、500[mA]が出力定格の機器では、iPhoneOS2.2でも赤状態から充電は厳しいと推測される
(3)もし(2)の製品仕様で充電ができた場合、季節的な要因と必要な充電電流が低下した(電流の2乗で効いてくる)ことによる発熱の低下が考えられる
(↑夏場に充電できなかったL3Sなどが該当)
但し三洋電機ではL2SだけiPhoneでの動作保証を行ってますから、やはり信頼性を考慮すると、L2Sが三洋電機の中では一番の候補になるのだと思います。