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新20GBプラン? 格安SIM? 楽天?春のキャリア・格安SIM乗り換えガイド


3大キャリアの格安な新20GBプラン「ahamo」「povo」「LINEMO」の発表に対抗して、格安SIM各社も続々と、値下げや新プランを発表しています。

大手3キャリアの新20GBプランがテレビなどで報道されて、乗り換えを検討する方が増え、この春は大手3キャリア、楽天モバイル、格安SIMで利用者の激しい獲得争いが展開されそうです…。


管理人は、3年ほど格安SIMのDMM mobileを利用。
その後、楽天モバイルの旧プラン(楽天回線ではないMVNOのプラン)を2年利用していました。

選んだ理由は「安さ」ですが、安いゆえの不便さもありました。

これから通信会社移行、プランの乗り換えを考えている方も多いと思いますので、格安SIMを使った感想や、おすすめなプランをご紹介します。


格安SIMの新プランは激安

「ahamo」「povo」「LINEMO」に対抗して発表された、格安SIM各社の新プラン・新料金はかなり安いです。

主要な会社の新プラン・新料金はこんな感じ。(音声通話プラン。税別)

IIJmio2GB3GB4GB6GB8GB12GB20GB
旧プラン1600円2220円3260円
新プラン
「ギガプラン」
780円980円1380円1880円

BIGLOBEモバイル1GB3GB6GB
旧価格1160円1600円2150円
新価格980円1200円1700円

mineo1GB5GB6GB10GB20GB
旧料金
(Aタイプ)
1410円2190円3130円4590円
新料金1180円1380円1780円1980円

各社大幅値下げ。中には半額以下になったプランもあります。
特にIIJmioは、「ギガプラン」(4/1開始)は2GBで780円と激安です。


格安SIMのデメリット

格安SIMには、安いなりのデメリットがあります。

・店舗がない(SIMが郵送になるので時間がかかる。問い合わせは電話やオンライン)
・電話で問い合わてもか繋がらない
・キャリアメールがない
・通信速度が遅い、安定しない

会社によっては当てはまらないところもありますが、概ねこんなところです。

ある程度、通信会社の乗り換えやスマホの知識があったり、キャリアメールも不要であれば、それほど困ることはないのですが、一番問題なのは「通信速度」です。


格安SIMは「遅い」

格安SIMを使みて感じた最大の不満は「昼、遅い」ということ。

会社のお昼休みは、通信がもっとも混み合う時間。
管理人が利用してきた感覚では、日によってばらつきはありますが、動画の再生は難しい日がほとんどでした。

他にも混み合う時間はあると思いますが、管理人は、通勤は自転車なので、通勤中の通信はないですし、自宅ではWi-Fiがあるので、一番影響があるのはお昼休みでした。
ほとんど動画を見ることはなかったですが、写真などでも滞ることがあるので、なかなかのストレスです。

MVNOは、大手キャリアから回線を借りていますが、借りている帯域は限られますので、少ない帯域で多くの利用者が接続するため、どうしても通信速度は遅くなります。

それに対して大手キャリアは、十分な帯域を確保しているので、昼でも大きく通信速度が落ちることはありません。

また、格安SIMでも料金にばらつきがあり、料金が高いほど、帯域確保にコストがかけられるので、ある程度の通信速度が確保できることもあります。(ただし、料金と速度が完全にリンクしているわけではないのが、難しいところ..)


「Y!」と「UQ」は別格


格安SIMの中でも、Y!mobileUQ mobileは、ちょっと別格です。

それぞれ、ソフトバンク、auの「サブブランド」として展開されているサービスで、価格的には、大手キャリアと格安SIMの間くらい。

主要な格安SIMの新プラン料金と、Y!mobileUQ mobileの料金の比較です。(音声通話プランの場合。税別価格)

大手キャリアの従来プランに比べて安く、それでいて回線品質はあまり変わらないようです。
テレビでもCMをやっていますし、店舗もあるので、安心感もあります。

ただし、「ahamo」「povo」「LINEMO」の新20GBプランと比較すると、価格が逆転している部分もあります。

単純に比較すると、新20GBプランの方がお得ですが、Y!mobileUQ mobileは、家族割、学割などがあり、それらを利用すれば、新20GBプランよりも安くなる場合もあります。


微妙な存在「楽天モバイル」

まだ「大キャリア」と表現していいのか微妙な「楽天モバイル」。

自社回線を順次拡大中ですが、まだ都市部のみ。
自社回線エリア以外では、auの回線を借りている状況です。
通信量無制限の「Rakuten UN-LIMIT」ですが、au回線利用時は5GB/月の上限があります。(超過後も1Mbpsで通信可能)

1年無料は、他社ではありえないキャンペーンですし、無料期間終了後のプラン料金も、データ量に合わせた段階料金となっており、データ量が少ない人から多い人まで使えます。


とりあえず、無料ですし、スマホ実質無料など、キャンペーンも充実しているので、2回線目としてでも、入っておいて損はないと思います。


「Rakuten UN-LIMIT」+データ通信SIMの裏技

Rakuten UN-LIMIT」は、1GB/月までであれば、国内通話無料(Rakuten Linkアプリ使用)という料金設定になっています。

この0円で通話し放題を利用して、超格安運用する方法をご紹介します。

さらに「Rakuten UN-LIMIT」は、eSIMでの利用が可能なので、iPhone XR/XS以降のモデルであれば「Rakuten UN-LIMIT」をeSIMで使いつつ、さらにもう1回線、SIMカードで通信できる、デュアルSIM状態で利用できます。

今のお使いの回線を楽天モバイルにMNPで移行しeSIMで利用。
さらに、格安SIMでデータ通信プランを新規契約すれば、超格安の運用が可能になります。

デュアルSIMのうち、どちらのSIMを使ってデータ通信するかは、切り替えることができるので、普段は格安SIMを使い、お昼の通信が遅い時間だけ、楽天SIMに切り替えることも可能。(通話は常に楽天SIMで利用可能)

例えば、IIJmioの新プランでは、8GBが1280円で利用可能。

Rakuten UN-LIMITの無料の1GBと合わせて9GB。さらに通話し放題で、月額1280円で運用できます。


まとめ

いろいろ選択肢がありすぎて難しいですが、最後にざっくりまとめておきます。

0円で使いたい:Rakuten UN-LIMITで1年無料
とにかく安く(遅くてもOK):格安SIMの新プラン
そこそこ安く、通信高速で(家族):Y!mobileUQ mobile
そこそこ安く、通信高速で(個人):ahamopovoLINEMO
データ通信量20GB以上:大手キャリアの大容量プラン

こんな感じです。

ただし、まだまだ新しいプランや値下げの発表の可能性も有。
新しい情報は、都度ご紹介したいと思います。

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