iPhone等を赤外線リモコンにできる「iRemocon」のレビューその5、最終回です。(その1/その2/その3/その4)
今回は、他のリモコンアダプタではできなかった初めての機能、おうちの外からの操作を試します。
これまでのリモコンアダプタは、iPhoneに直接接続したアダプタから赤外線を送信したり、Bluetoothを経由して据置型のアダプタから送信するというものでした。
しかし、iRemoconは、Wi-Fi経由。アダプタ自体もLAN接続されており、ネットワークを介して、家の外からでも操作できるという機能があります。
まずは、iRemoconへの外部からの接続をONにします。
設定メニューの「本体機器設定」へ。
接続されているiRemoconを選びます。
一番上の「外出先からの操作」をONにします。
リモコンに戻ると「外部サーバへの接続」のメッセージ。これで、Wi-FiをOFFにしても大丈夫です。3G回線で、どこからでもリモコン操作ができます。
ボタンを押すと確認メッセージが出ます。家の外からですので、誤操作がなにように、という配慮ですね。
ということで、とても便利な機能!! と言いたいところですが、実際何に使うかは、難しいところもあります。
まず、何かの電源のON/OFFをしたい場合、通常ONとOFFは同じ信号なので、今ONしているのか、OFFしているのか外出先からは分かりません。エアコン等、一部の機器ではONとOFFに別々の信号が割り当てられているそうですが、それ以外ではどう使うか難しい所。
まず思いつく使い方は、家に付く前にエアコンをONして、部屋の温度を調整しておきたいってことですが、この節電の時代にそれもどうかなぁ….。
どんな使い方ができるかは、アイデア次第。考えれば、思わぬ便利な使い方があるかもしれません。
(実家に置いて,機械音痴なじいちゃん、ばあちゃんを助けてあげるとか..)
iRemoconにはタイマー機能等もあって、それらを使えば、いろいろ節電アイデアがあるみたいです。こちらのページも参考にどうぞ。ちなみに、iRemoconの電気代は1日で0.63円だそうです。
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