Ankerが、電源ICと回路設計に革新を起こし、厳しい安全基準を満たしながら次世代パワー半導体素材「GaN」の力をさらに引き出す独自技術「Anker GaN II」を発表。
その第一弾製品として超コンパクトながら最大45W出力が可能な「Anker Nano ll 45W」を発売しました。
「Anker GaN II」は、電源ICと回路設計に革新を起こし、GaNの持つ力をさらに引き出したAnkerの独自技術です。米国Power Integrations社が提供する最新の電源IC「InnoSwitch」や「InnoSwitch™3-Pro」を採用し、スイッチング周波数を高めて電子部品を省サイズ化するとともに、高周波化に伴って発生する熱やEMI(ノイズ)を内部基板部品の立体配置と回路構造の最適化(PCBA 3D スタッキング)によって抑えることで、結果として厳しい安全基準を満たしながらさらなる充電器の小型化に成功しました。
この新技術を搭載したUSB急速充電器の第一弾を飾るのが「Anker Nano ll 45W」。
一般的な45W出力の充電器に比べて約35%の小型化を実現し、サイズ約35×38×41mm、重さ約68gという超コンパクト&超軽量設計ながら、スマートフォンからノートPCまで幅広い機器を急速充電することができます。折りたたみ式プラグを採用することで携帯性をさらに高めた他、国際的な安全規格であるIEC 62368-1に準拠する高い安全性も備えています。
サイズは、約35x38x41mm、約68g。
現行のAnkerの45W充電器「PowerPort III 45W Pod」が、約58×30×43mm、約87gなので、約27%の小型化を実現しています。
Anker製品で初めて「GaN」を採用した30W充電器「PowerPort Atom PD 1」とデザインが似ていますが、30Wのこの製品より、さらにサイズは小さくなっています。
また「PowerPort Atom PD 1」はプラグが折り畳みではありませんでしたが、「Anker Nano ll 45W」は折り畳み式になっています。
今夏には、「Anker GaN II」技術を採用した、30Wおよび65Wモデルの発売も予定されているそうです。
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