ドコモが、他社のSIMロック解除端末にドコモのSIMカードを挿入してご利用したい方向けに、「ドコモnanoUIMカード」の提供を開始すると発表していました。
すでに、提供されている「ドコモUIMカード」「ドコモminiUIMカード」に加え、ついにnanoサイズが提供開始です。もちろんターゲットはiPhone 5。
ドコモにおいて現時点で把握しているnanoUIMカードに対応した端末は、アップル社のiPhone5のみとなります。
いまところnanoSIMを採用しているのは、iPhone 5か、今週末発売のiPad miniしかないですからね…。
つまり、SIMロックフリーのiPhone 5用のドコモSIMってことですね。使用にはSIMロックフリーのiPhone 5が必要です。
海外ではSIMロックフリーがあるので、それを輸入している業者から購入できます。
「iPhone 5 SIM フリー」を探す⇒Amazon/楽天
相場は、10万円前後くらいですね。
で、気になるのが、LTEが使えるか?ってことですが….
ドコモnanoUIMカードを挿入し、ドコモの通信サービス(FOMAサービス・「Xi」(クロッシィ)サービスなど)をご利用いただく場合、以下の制約事項がございますので、ご理解の上、ご使用願います。
・LTE通信が利用できません。
・800MHz帯、および1.7GHz帯を使用したFOMA(3G)通信が利用できません。
とのことです。
この記事の紹介の仕方だとまるでドコモの方でLTEや800MHz帯、1.7GHz帯のFOMA(FOMAプラスエリア)が使えないように制限をかけてるかのような誤解を招く書き方になってる気がします。
実際にはiPhone 5がアップルの承認したキャリア以外のSIMではLTEが使えないようにロックがかけられていて、搭載されているLTE通信対応のチップセットがFOMAプラスエリアの周波数帯には対応してないから利用できないだけでドコモ側でSIMに制限をかけている訳ではありません。
端末側の制限が原因で利用できないって事もきちんと書かれた方がいいと思いますよ。
ドコモ発表内容をコピペしているだけだから、説明も何も無いように思いますが…
ドコモも何がしたいのか中途半端ですね。今後、miniUIMカードが主流になるのですかね?
Docomoのページ上での表現そのままを、四角の枠線で囲んだうえで紹介されているため修正は必要ないかなと思います。
http://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/other/index.html
Docomo自身が端末の制限であることをアピールしてませんしね。
ただ、DocomoではなくiPhoneでの制限であることを知ることができましたので、コメントでの情報ありがとうございました。